上手くいかない人間関係が変わる!鏡のワーク

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しんどい人間関係が変わる鏡のワークとは?

人間関係がめんどくさい、人間関係に疲れ、いつしか人間関係をリセットすることが多くなったあなたに、人間関係を深め、より良い関係をつくるための鏡のワークをご紹介します。

人間関係に疲れる人はまず自分自身との関係を見直してみませんか。
人間関係で現れているものは自己愛の反映で、あなたとあなた自身との関係かもしれません。

人間関係がうまくいっていない人は、自分自身との関係が外の世界に現れていることが多く、自分との関係における不健全な部分を他者に映し出します。
あなたは自分の中に本当の自分らしさを見いだせていますか?
あなたは自分の欠点を受け入れていますか。
あなたが長所も短所も含めて自分を愛することができれば人間関係が劇的に変わります。
それを可能にするのが鏡のワークです。

自分の良い面を愛することは簡単です。
もし、受け入れがたい面を怖れ、愛することが出来ないでいるなら今日のテーマの鏡のワークはあなたとあなた自身との関係を変え、人間関係を信頼と愛のあるものに変容するでしょう。

自分自身でいることに安心感を持ち居心地が良くリラックスしているなら、自分自身との関係も上手くいっています。そんな人は人間関係も上手くいっているでしょう。
心の深いところで自分を愛し大切にしていて、自分の欠点や弱さを受け入れているなら自分自身に安心しリラックスすることができます。それは相手の欠点を許すことにもつながります。相手からの拒否を好意的に捉えることが出来るので、ここまでは私の居心地の良い境界線だよ、ということを相手に伝え、相手がそれを尊重してくれるという信頼を持っていることでしょう。
自分が自分を信頼しているほど人間関係でも相手に同様の信頼感を持つことが出来ます。
自分に与えることが出来ないものは相手に与えることができません。
愛そして信頼も自分に与えることができてこそ、それが人間関係に現れてくるのです。

鏡のワークとは?

ルイーズ・ヘイの著書「ミラー・ワーク」が有名です。
ミラーワーク(鏡のワーク)は内なる自己に触れるために開発されました。
インナーワークの方法の一つで、毎日鏡を見て、自分に優しく語りかけアファメーションを行います。
鏡のワークは自己愛を育み、セルフケアを助け、人間関係の改善を目的としています。
また、鏡のワークは、私たちのスピリチュアルな目覚めのプロセスを深めることを促進するとも言われています。

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鏡のワークで感じる不快感

鏡の自分の目を数分間、優しく見つめてみましょう。
不快に感じませんでしたか?
鏡のワークは、恥ずかしさや不快感、時には、威圧感さえ感じる人もあるようです。
多くの人が、恥ずかしさ落ち着かなさなどネガティブな感情的なものを感じると言われています。あなたも同じような体験をするかもしれませんし、なによりも日頃無意識でしている自己嫌悪や自己批判が現れてくるでしょう。

不快感の理由をルイーズ・ヘイの著書の中でこのように書いています。
鏡は、あなたが自分自身について持っている感情をあなたに返してきます。そのため、自分が抵抗している部分と、その反対の開いて流れている部分をすぐに意識するようになります。楽しく充実した人生を送りたければ、どのような思考を変える必要があるのか、はっきりと示してくれるのです。鏡の前では、隠すことができません。私たちは自分自身との関係を深く、時には痛みを伴って垣間見るのです。

鏡のワークは、私たちの内なる批評家を白日の下にさらすので、最初は不安な気持ちになることがあります。
突然、私たちが気づいていなかった自分自身について感じているすべてのものが表面に出てくるのです。
あなたが自分自身に対して思いやりのある関係を築いていない場合は、あなた自身の内なる批判すべてを信じる傾向があるのかもしれません。

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鏡のワークの効果

鏡のワークは大変シンプルですがパワフルで深い癒しをもたらします。鏡のワークの最も素晴らしい効果の1つは、人間関係に現れます。健康で充実した人間関係を持つための秘訣は何でしょうか?
それはあなた自身が自分とどのような関係を結んでいるかに深く関わっています。
自分をより深く愛する方法を学ぶことで、人生はさらに調和的になり、他者とのつながりが変化し、花開くのです。
心理学や神経科学的にも、鏡は自己啓発を助け、自分自身の見方を変え、自分の体にグラウンディングさせると言われています。その他、自信、内なる平和、自分自身と自分の人生に対する信頼を高め、私たちの精神的な覚醒を促進し、明晰さや内側の光を輝かせることを助けます。

鏡のワークとインナーチャイルド

ミラーワークが私たちを不快にさせるもう一つの理由は、私たちの内側にある傷つきやすい部分や抑圧して無視していた部分を露呈させるからです。
見捨てられた内なるインナーチャイルドと言っていいでしょう。インナーチャイルドは子供のころにあった驚き、創造性、喜びをまだ保持している部分ですが同時に多くの傷を持っています。
鏡のワークはインナーチャイルドとの関わり方を学び、解放するための方法でもあり、自分自身のこの繊細な部分とのつながりを取り戻すのに非常に効果的です。
鏡を見て、悲しみ、不快さを感じても続けてみましょう。
インナーチャイルドは結局のところあなた自身なのです。
無視され、いないものとされてきた悲しみがあふれ出るかもしれませんが、涙はいずれ尽きます。すると、雨上がりの美しい青空のようにあなたの心も晴れ上がるでしょう。

鏡のワークの変容過程

鏡のワークの変容過程で起きうる可能性は自己嫌悪や欠点に心が向かうことです。
自分に対して厳しく批判的な人にとって、まず鏡が映し出すのは、自分の欠点や批判かもしれません。
それは、不安や自己嫌悪を根本から解消するチャンスです。
あなたの日頃の冷ややかな自分に対する態度を改め、共感と感謝そして気づかいを鏡に向かって声に出して伝えましょう。
自分との関係を愛あるものにし、存在の核心部分に直接アクセスすることができるようになるまでには時間がかかるものとしてじっくり進めて下さい。
諦めず、さりとて頑張りすぎず、自分に優しく継続していくとより自分を好きになっていきます。そして、目の奥に魂の光を見出すことが出来るようになってくるでしょう。
自分との関係が変われば人間関係が変わってくるのを実感いただけるはずです。

鏡のワークの方法

鏡のワークのやり方

【概要】
手鏡を用意するか、或いは鏡の前に立ちます。

自分の目をじっと見つめながら、自分とアイコンタクトを取り続け、アファメーションを声に出して言います。

例)私はあなた を愛しています、    (自分の名前)  

【鏡のワークのやり方を詳しく説明】

  1. 手持ちの鏡を準備して鏡のワークは2分間以上を目安に行います。(10分程度が効果的だと言われています)
  2. アファメーションを選ぶ
  3. 自分の目を見つめる
    鏡の中の自分と目を合わせてみましょう。最初は少し奇妙で不快に感じるかもしれませんが、そのまま続けてみてください。大切なのは、判断せずに自分の目を見つめ自分に愛を送りましょう。笑顔をつくってみるのもいいでしょう。
  4. アファメーションを繰り返す
    声に出しても、頭の中でも、少なくとも10回は鏡の中の自分の目を見ながらアファメーションを繰り返してください。アファメーションを言うときは、自分自身の目を直接見ることが重要です。
    好きなアファメーションや他の人から聞きたいと思っていた褒め言葉を声に出して言ってみたり、自分に話しかけたり、会話してみたりしましょう。本当に良い気分になるものは何でも言ってみます。
    気持ちを込めてアファメーションを繰り返せば繰り返すほど、意識のより深いところへと浸透していきます。
  5. 胸の上に手を置く
    胸の上に手を置くことで愛を広げ自分に優しくなる効果があります。また、自分の体にグラウンディングすることを助けるので、鏡のワークの最後には心臓の上に優しく手を置いてみてください。
  6. 鏡のワークの日誌をつける
    日誌をつけると進歩が分かり継続することが簡単になります。また、同じような問題が起きたときの解決法が分かります。

感情的になったら

長年にわたって蓄積された古い心の痛みが表面化してくるので、悲しみや後悔など感情的になり動揺して何かが間違っていると心配するかもしれませんが、自然な反応なので大丈夫です。
泣きたくなったら、自分を許してあげてください。あなたは過去の痛みを解放しているのですから涙は非常にパワフルな癒しとなりえます。
その時には、両手で自分自身を抱きしめてあげるのを忘れないようにしましょう。

鏡のワークで感じる感情は、幼少期からのものであることが多く、気持ちが圧倒されたり、強烈な場合は注意が必要です。無理せず継続していきます。
もし、大丈夫そうであれば、インナーチャイルドの痛みを癒すために、鏡を見ながら、自分の中にいるインナーチャイルドを認め慰めてあげましょう。
「大丈夫、あなたのことが見えている、わかっているよ」
「あなたのためにここにいる」
 名前 ちゃん、愛しています」など、言葉をかけてあげるとよいでしょう。

アファメーションについて

鏡のワークのアファメーション例と作り方

  • ファメーションは臨機応変に
    アファメーションは自分自身の好きなところを認め、さらに、自分が望んでいる人格を育てていきます。
    しかし、慣れるまではむしろ欠点が目につき、ひどい一日を過ごした日など特に、自分の顔を見た瞬間、醜いと感じるかもしれません。
    そんな時には柔軟にアファメーションを変えていきましょう。
    「今日の私は自分に辛く当たりそうになっているけれど、自分に優しく接します」などです。
    自分の存在が不快に感じたら、「不快に感じてもいいんだ、私はありのままの自分を受け入れるよ」と肯定することもできます。
  • アファメーションに自分の名前を使う
    アファメーションに自分の名前を使うのも良いでしょう。あなたの無意識に強力なメッセージを送ります。
    “今日頑張ったあなたに感謝しています、名前 ”, “心から愛しています 名前 ” などのように使ってみましょう。

  • アファメーションのリスト
    アファメーションのリストを列記しましたのでご参考にして下さい。

  • 私は愛を受けるに値する
  • 私は十分です
  • 自分を信じる
  • 私は強く柔軟性がある
  • 私にはよいところがたくさんあり毎日それを見つけています
  • 私は美しい
  • 私はオープンで受容的です
  • 私はあなたを愛することを学んでいます
  • あなたのことを大切にしたいと思います
  • 私は、あなたの親切心/思いやり/優しさ/気遣い/正直さ/誠実さ/が大好きです。
  • 私は私のためにここにいます
  • ありのままの私は完全です
  • 怖いと思う私を受け入れます
  • 不器用でいいんだ
  • 悲しいと感じる私の人間らしさを愛します
  • 私は自分の体が個性的で好きだ
  • 私は自分の恐れを愛情をもって受け入れる
  • 私は自分の知恵を信頼しています

アファメーションについての注意点

  1. ネガティブなアファメーションを使わない

    自分でアファメーションを作成する場合は、ポジティブな言い回しにしましょう。

    ネガティブな要素を否定する文章は避けます。
    たとえば、「私は嫌われていない」などは使わず、「私は受け入れられています」にします。

  2. 自分が信じられないアファメーションは避けましょう

    アファメーションは、私たちの頭の中の自分に語りかけるネガティブなセルフトークを打ち消してマインドを再プログラムするのに役立ちます。

    しかしながら、「私は自分を愛しています。」と言いつつ寂しさや辛さがこみ上げ、真実味を感じないなら、そのアファメーションはあなたにとって効果がありません。
    最も信憑性があり、しっくりくるものにしましょう。
    或いは、しっくりくるものがないなら、もっとマイルドな言い回しのアファメーションに変え「私は自分の素直なところが好きです」「私は日々自分を好きになりつつあります」などにします。

最後に アマテラスと三種の神器

鏡は外から見られる自分をチェックするために使用されるものですが、鏡のワークは自分の内側と繋がるための道具として利用します。
鏡は三種の神器の一つで古代より鏡は神聖なものとされています。
天岩戸に隠れたアマテラスの岩戸を開くために使った「やたのかがみ」はアマテラス自身を映し、興味を持たせて外に引き出したと伝えられていますが、歳を重ねるうちに私たちはいつしか自分自身を興味深く見ることを忘れてしまったように感じます。

鏡のワークは外から見られる自分への関心ではなく、閉ざしてしまった自分の魂への岩戸を開き魂への関心を呼び起こします。


あなたがもっと自分を愛し欠点を良しとすると、欠点はギフトへと変身します。

幼虫もサナギも見た目はグロテスクですが、そこからしか蝶は羽ばたかないのです。

カウンセリングやコーチングのセッションで鏡のワークをすることも出来ますので、鏡のワークをやりたい方はご予約時に鏡のワークを希望とご記入下さい。

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