自信を失った時自分を信じることが出来ますか?

#自信を失う #対処法
自信喪失した時こそ自分を信じるための対処法

失敗をおかしてなかなかそこから立ち直れない時、私たちは自分のメンタルが弱いからだと思うかもしれません。

受け入れがたい過去の出来事や腑に落ちない納得のいかなかった経験は脳の記憶の倉庫に保管され、折に触れ触発されます。

起きてしまった結果を受け入れられない時、過去の同じような経験も加わりストレスはどんどん蓄積されていきます。
そんな時ポジティブ思考で自分の気を紛らわそうとすると意外な落とし穴が待ち受けています。

ポジティブ思考の落とし穴は、嫌な感情を避けるために無理に良い方に物事を考えるために使うときに起きます。
強い感情のエネルギーが脳の一部でクラッシュ(小さな爆発)を起こし後々影響を与え続けるのです。
ショックな事が起きてしばらくしてから体調を崩したり、事故を起こす場合があります。

感情を抑圧した出来事から数日~数週間過ぎてから起きますのでそれが原因だっと気づかないのです。
感情的な未消化の経験は神経や細胞レベルでも記憶されていくため、その後にも受け入れがたい経験をした時や他人に起こる似た経験に対してさえもさらに意味合いを強めてしまいます。

このようにストレスを増加させる悪循環をストップして避けるためにどんな対策を練り、何が出来るでしょうか

自信喪失した時の心の育て方

受け入れられない経験をした時、結果は変えられませんが受け取り方は変えられます。
ストレスをためやすいタイプとそうでないタイプはここが違うと言っていいでしょう。
そして、この受け取り方を変えることで生きる姿勢が変わり今後の成功と充実した人生を自分で導くようにしていくのです。

ハッと息をのむようなショックな出来事は脳の特定の記憶の神経回路をぐるぐると回ります。
ストレスを増加させるサイクルの一例を見てみましょう。

例)
上司から伝言を頼まれました。
憶えていたのに、ちょうど顧客からクレームがありその対応に追われてすっかり伝言を忘れてしまいました。
上司から「伝言伝えてくれた?」と言われてやっと思い出したのです。
クレーム処理で大変だったことを知らない上司から「あんな簡単なことも出来ないなんて!あの伝言はとても大切なことだったんだ!」と叱られ、上司も後始末にてんてこ舞いになっているのを見て事の重大さに落ち込みます。

さて、ここで表面上は誰にでも起きうる失敗ですが、心の声が人それぞれ違います。
心の声とは脳の思考パターンです。

なんであの時すぐに伝言を伝えなかったのだろう
→ イヤイヤ、だってクレーム処理に追われていたんだから仕方ないよ
→ 上司はきっと私を信用ならないバカだと思ったに違いない
→ なぜこんなことになったんだろう。いつも人の嫌がることをさせられてきた。私の何がそうさせるの?
→ 期待に応えられない自分が悪いんだ
→ でもクレーム処理はうまくいったし、今まで頑張ってきたからきっと大丈夫!
→ 上司にクレーム処理をしていたことを話そう。そしてこれから取り返せばいいんだ。
→ (上司の不機嫌で大変そうな顔を見て結局何も言えず)なぜこんなことになっちゃったんだろう。あの時すぐに伝言を伝えていたら・・

このような頭の会話は一瞬に起き、ストレスをためる方はこのパターンが数日続くことがあります。
この方のパターンは、自分を責める→自分の責任ではない理由を見つける→周りの人の事を考える→なぜこんなことになったのかを分析する→また自分を責める→プラス思考で考えるようにしてみる→問題を解決できる方法を考える→悔やむ

特定のサイクルは個人個人で違います。
自分ではなく他人を責める回路の場合もあります。
抑圧して何も考えないようにするタイプの方の場合は、脳がシャットダウンして物事が自分と切り離され外の世界がうつろに感じてくるでしょう。
一時的には感情を感じないので楽に思うかもしれませんが、脳と精神的な負荷が強くなるためうつや体調不良の原因にもなります。

どのような脳の思考回路を通っているかでストレスの強度も変わってきます。
受け入れがたい経験に関して思考回路変え始めるために役に立つアファメーションをご紹介します。

「自信を失うことがあってもいい、でも、自分を信じる!」
アファメーションのように自分自身に対して疑いの気持ちが浮かんだら、自分に言い続けることがおススメです。

ポジティブ思考と違うところは、自信を喪失したことを否定せず、今の感情を受け入れようとしているところです。その上で、自分を信じることを意図すること。

自分を信じることは継続した意思決定です。
自信を失うことがあっても、それはあなたの価値とは全く関係がありません。
もしそう聞いてもピンとこないなら、成功と期待に応えることが自分の価値だと信じたきっかけがあるのはないでしょうか。そして今までそう信じてきたので脳の思考回路でそのように刻まれているのです。

自分を信じることは一生育てる資質で、生きていれば自己疑念がわくような出来事が人生で何度も訪れます。

  • 全く見覚えのないことで人から嫌われる
  • 失言をしてしまった
  • 事業の失敗や経済的な危機
  • 仕事のミス
  • 失恋や離婚

このような受け入れがたい出来事が人生には何度かありますが、そのたびごとに乗り越え、自分を信じることを選択し続けることがあなたをより強く美しくしていきます。
続けていくと、何より得難い忍耐が自分の中で育っていくのを実感します。

当サロン みか月と三ツ星でのヒーリングセッションは、人体エネルギーに働きかけて感情と意志、理性にバランスをとり戻します。体と心の健康に効果が期待できます。
また、コーチングやカウンセリングでは、癖になっている同じ思考サイクルを変えることで潜在意識を癒して幸せと自信に繋がるお手伝いをします。
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