自己肯定感を上げる方法 感謝ワーク

#感謝ワーク #自己肯定感を上げる方法
自己肯定感を上げる効果的な方法とは?

私は以前大きな間違いをしていました。それは私の人生の喜びと可能性を奪うものでした。
大きな間違いとは謙遜と自己否定の区別がついていないことで自己肯定感が低い人生を過ごしてきたことです。

父は謙虚な人間であるように私を教育しましたが、自尊心を育むことを教えてはくれませんでした。私の両親は褒めることが上手くなかったこと,そして、父も自己肯定感と謙遜の違いを分かっていなかったのが自己肯定感を損ねた大きな一つの原因になったと感じています。

低い自尊心や自己肯定感で謙虚になることはありません。自分の中にポッカリ空いた心の隙間には悲しみと痛みが詰まっていて、人から認められることを望むようになるからです。
生きている事への喜びと感謝が根底にあり、自己愛に触れる場所が自分の中にあることで人々や自然に対する感謝の気持ちが謙虚に繋がります。
子供のころの教育でどのような信念が生まれたかについて無意識であればあるほどその害が一生涯つきまといます。間違った思い込みが自己肯定感の欠如として信念に入り込んでいたら、感情的な痛みや葛藤、苦しみを生じさせます。

自分に自信を持つと、内側の教師が謙虚であれとささやき、自分が間違ったり、人の期待を裏切る結果になってしまったりした時には自分は十分でないと打ちひしがれてしまいます。どちらに振り子が向いていても自分に厳しく安心を得られません。

謙虚を身に着けることで安全で平和な世界を自分の周りに作ろうとする意図を持ちながらも、自己肯定感を育むことに失敗すると、自分は十分ではないと考え対立が生じやすくなるのです。

自己肯定感の欠如によるデメリット

  • 自己肯定感の欠如は安心感を得られない

安心とは穏やかな精神状態をしているかどうかです。
危機的状況であるときでさえも精神が落ち着いていれば、最悪の時に最善の策を選ぶことができます。
自己肯定感が低いと、精神を安定することができません。人といても自信がなく、新しい状況に立たされた時も自分自身を信頼しているなら、完全な安心ではないかもしれませんが、勇気を奮い立たせることができます。

  • 自分は十分でないと信じると感情的になりやすい

怖れは低い自尊心と関係していて、自分が十分でないことを感じさせる言動に過剰反応して感情的になってしまいます。
目の前に恐怖があるわけではないのに、闘争逃避反応が起き、怖れや困惑、相手から見下されているかのように感じることもあります。コントロール欲が強くそれがトラブルの元になっていても実は支配されることに怖れを抱いていることが原因だと理解しない限り生涯苦しむことになるのです。

  • デメリットの克服

人は日々、さまざまな感情を抱きます。多面的な動機で行動を起こし自分が期待するような反応が返ってくることを想定しますが、予想外の他人の言動に対して恐怖、怒り、悲しみなどの感情が先に立って反応してしまうことの代償は時として大変大きなものです。

その原因の一つが自己肯定感の欠如ですが、外に答えがあるのではなく、自分の中に問題があることは自分でそれを変えることが出来るという点が最大の利点です。自尊心を育むことでストレスやフラストレーション、過剰な怖れも改善することは出来るのです。

恐怖と低い自尊心から、自分や人生の足らないところに目を向けやすくなり、利用されたり、支配されたり、傷つけられたりする悲観的な考えから抜け出すためにできることがあります。
それが感謝ワークです。

自己肯定感を上げる感謝ワークの方法

自己肯定感を育てる代表的なものが感謝ワークです。
めんどくさいと思うかもしれませんが、書くことは脳内のシナプスの繋がりを変化させる効果があると言われています。シナプスの繋がりが変わるとは、脳の反応が変わりあなたの言動が変わることを示します。
是非考えるだけではなくペンと紙を取り出して手で書いてみましょう。
利き手と違う方の手で書くと深層心理が表面に出やすくなるので利き手でない方で書いてみるのもおすすめです。

感謝ワークの方法

感謝ワークは非常にシンプルです。毎日5つ感謝することを綴ります。出来る限り新しい感謝リストを作りましょう。最低1か月続けます。
感謝のワークは意識の焦点が感謝することを探すトレーニングとなりポジティブな意図を育てます。
良いことに目を向けることは、自分の良いことも見つけやすくなるため自尊心も高まり自己肯定感を上げます。

感謝リスト10項目

毎日5つ新しい感謝リストを続けていくと同じ繰り返しの毎日で行き詰まりを感じてしまうことはよくあります。
そんな時にこの感謝リストを利用してみましょう。人生のあらゆる視点から感謝することで広く人生に充実感を与えるでしょう。それが健康的な自尊心を育てる土台となります。

  • 1.自分自身に対して

気の進まない仕事をした自分、家族のために料理を作っている自分、ひとときリラックスできた自分、特に感謝する理由が無くても自分に感謝してみましょう。自己肯定感を育み、理想の自分でなくても自分を愛せるレッスンになります。

  • 2.健康

健康に対しても感謝のリストを作りましょう。今病気であっても、どこか健康な部分があるはずです。歯が丈夫、耳がよく聞こえる、胃腸の調子が良い、身体の中で調子の良い部分を感謝します。調子のよい方へと視点を変えると他の部分も自然とバランスをとりやすくなるため体調の改善に効果が期待できます。

  • 3.家族

家族一人一人の良いところや笑顔になるハプニングを思い出し感謝リストに加えましょう。感謝リストが増えてくると普段見えていなかった家族のメンバーの個性も分かってきます。長所は弱点にもなりがちです。個性を理解すると短所だと思っていたところが一時的にバランスを崩しているだけだと理解しその人が自分を取り戻す手助けをすることができるかもしれません。

  • 4.友人や仕事仲間

今日自分を笑わせてくれた人、親切にしてくれた人、安心感を与えてくれた人など、嬉しかったことだけでなく、ささいな気遣いも感謝リストに綴ります。小さなことに感謝の気持ちを抱くと自分の小さな成功にも深い喜びを感じられるようになります。

5.自然

美しい花や夕日、風が運ぶ木々のにおい、夜の漆黒が与えてくれる敬虔さなど、あなたの感性をくすぐるすべてに目を向けてみしょう。子供のころの世界への興味を思い出させてくれる機会を自分に与えます。

6.家や環境

あなたの部屋、家など物質的に与えてくれるぬくもりや心地よさにありがとうの気持ちを持って感謝リストに加えます。自分のお気に入りの物や服などあなたがあなたらしさを飾ってくれているもの達は何でしょうか?

7.仕事

仕事はお金のためだけだと思っている人も少なくないですが、よくよく観察してみると、他の仕事を選ばずその仕事を選択したわけがあり、自分に合う何かがあったりするものです。仕事の中でも自分の能力を伸ばしてくれている作業や自由度など感謝できるものを多く発見してみましょう。

8.豊かさ

豊かさはお金だけではありません。一杯のコーヒが与えてくれる安らぎなど人生を豊かにしてくれるものを感じてみましょう。そしてもっと豊かさを味わえる経験を増やしていきましょう。豊かさを感じれば感じるほど人生に対してポジティブになっていきます。間違いなく感謝リストもどんどん豊かになりますよ。

9.食べ物、食事

食事はあなたの血と肉になるものです。感謝の気持ちは食べ物のエネルギーを変えあなたにより多くの滋養を与えます。ダイエットや食事を改善したい方も食べ物に対する感謝の気持ちを持つことで自然と自分に良いものを選ぶような意識改革が望めます。

10.趣味や運動、瞑想や自己啓発

自分に喜びを与えてくれる趣味は何でしょうか?生きがいのような大げさなものでなくて大丈夫です。やってみたかったことに挑戦するのもいいでしょう。毎年新しいことをすることを新年の抱負としている友人がいましたが、運動、趣味や瞑想、自己啓発は精神や心に栄養を与えてくれます。人生を楽しむとますます感謝の気持ちが広がります。羽生結弦選手は4回転ジャンプが彼のインナーチャイルドの望みだったとインタビューで語っていました。あなたのインナーチャイルドは何を望んでいますか?あなたのインナーチャイルドに喜びを与えてあげると普段抑えきれない子供っぽい欲求が減ってくる効果もあります。

最後に

感謝ワークは簡単なうえに大変効果的です。さらに短期間で悩みを軽減して人生をよりよく変えたいなら、癒しの専門家にご相談ください。
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