恋愛で嫌われるのが怖くて不安を感じるのはあなただけではありません。恋愛だけでなく、人は嫌われることに対して怖れを抱くのはごく自然なことです。
しかし、嫌われることが怖くて、仲が深まる前に相手を受け入れられなかったり、自分らしさを失ってしまったりすると、相手との信頼関係が持てず益々自分自身の心の傷が深まるばかりです。
嫌われたくない気持ちは、傷つきたくないという気持ちです。
嫌われることは、拒否されること、自分に価値がないという漠然とした不安を呼び起こします。
嫌われることに対する恐れは根が深いものですが、少しでもあなたがあなたらしく愛を深められるように願って恋愛で嫌われる不安に対する改善策をお届けします。
1.生物学的な理由
人は集団で生活し部落として生存してきました。人には動物のように牙もなく、身を守る厚い毛皮もありません。集団で集まり力を合わせることで生き残ることができたのです。
人に好かれるほど果物や狩りの穴場を教えてもらえる、食料を分けてもらえるため、生き残るために必要な食料をより簡単に得られました。
また、困った時には助けてもらうことができたため嫌われることは、集団から追い出される、すなわち死を意味していたのです。
集団で生きることは生存に不可欠なものでしたので、人から嫌わることは生死にかかわるため私たちのＤＮＡ情報は嫌われることに対して怖れを感じさせます。
2.脳科学－拒絶は痛い？
拒絶されると、私たちの脳や神経系の中で体の痛みを感じる同じ場所で痛みを感じることが分かってきました。
嫌われることは痛いですよね？
どうやら、感情的なもの、心が痛いだけではなく、文字通り本当に痛いのです。
体だけならまだしも、心も痛いなんて嫌われることへの嫌悪感はどうやら根がとても深いです。
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ソウルメイトとは？
3.嫌われた過去の嫌な記憶
私も経験がありますが、振られた時は心がズタズタで立ち直るまでに数か月かかりました。でも、立ち直ったと思っていても体と脳は痛かった記憶から立ち直ってはいません。ずっと覚えていて二度と同じ目に合わないように用心深く好きになりすぎないように、相手から嫌われないように行動しようとします。
脳と神経系は生存を最優先します。
あなたがどんなに勇気を振り絞ろうとしても傷ついた記憶がそうさせようとしません。
自分らしくして相手から拒否されるより、偽りの自分が嫌われたほうがまだ安心なのです。
なぜなら、嫌われたのは本当の自分ではなくて、偽りの自分なのですから。
残念なことに、これが愛を遠ざける原因だとしても、傷つく怖れから眼をそらし続けている限り天から与えられた本当のあなたらしい魅力を相手に与えることができません。
どんな時に自分らしく振舞っていないのかを調べてみるといいでしょう。
あなたの怖れのパターンが見えてくるかもしれません。
4.愛着問題
嫌われる心配と愛着問題の根っこは同じです。
これはお腹の中にいた胎児の時から始まります。
もしお腹にいた時、母親のお腹を蹴ったとしても、親が反応しなかったら、その子は自分が親の関心を得られるような存在ではないと感じるそうです。
母親がトラウマを抱えていると、母親自身が自分との繋がりが保てないため、子供との繋がりも希薄になります。
もちろん、多くの母親は子供を心から大切に想っていますが、トラウマが原因で自分のインナーチャイルドとの絆を持つことに苦しみ、愛する子供とも愛着障害を起こします。
あなたの両親はあなたの眼をじっと見て話をしてくれていましたか？
あなに感情的な安心感を与えてくれていましたか？
両親との愛着障害があると、自分は価値のある存在だと感じられなくなり相手から嫌われる事を大変怖れ心配します。
インナーチャイルドセラピーはあなたの子供のころの傷を癒します。
インナーチャイルドセラピーで心の傷を癒し、神経系に刻まれた感情的エネルギーを解放していくと、あなたらしい愛の表現を見出せるようになっていきます。
お気軽にお問い合わせください。
5.異性の親との関係
恋愛で嫌われることを心配するとき、自分の異性の親との関係を見直してみましょう。
あなたの親はあなたをありのまま愛してくれていましたか？
それとも親の期待する振る舞いをする時だけの限定的な愛だったのでしょうか？
誰も完璧な愛を体現しているわけではありません。傷つき、痛みを抱えたまま大人になっているのです。
あなたの親を喜ばせる方法で相手と繋がりを持とうとしたとき、相手が親と同じ反応を示さず、相手を喜ばせるために、もっと自分らしさを失っていく可能性があります。
逆に、おとなしくしていれば機嫌が良くなった親の元で育った場合には、何もしなければお付き合いも現状維持を保つだろうと人間らしい繋がりを遮断してしまい相手が離れていくこともあります。
親との関係で成功した方法は必ずしもうまくいくとは限らないのです。
嫌われることを怖れていても、その行為が逆の効果をもたらすこともあるのを知っておくと嫌われることを怖れて自分らしさを失うことが解決策ではないと理解できるかもしれません。
6.自己価値を他者に依存している
自分が価値のある存在かどうかを人気や好感度で計っていると相手から嫌われることは自分か劣っているかのように信じてしまいます。
そのため、相手から嫌われると自尊心が傷つくため嫌われることをひどく怖れるようになります。
これは愛着障害の影響です。
もし、自分がありのままで受け入れられ、失敗しても、間違いを犯しても、愛されるべき素晴らしい存在だと信じられる環境で育ったなら、自己価値を他人から受け入れられているかどうかと結び付けません。
過去の経験は変えられませんが、あなたが自尊心を育むことは今からでも可能です。
あなたがあなたを信じ人生を色鮮やかなマインドで綴っていけるよう、毎日より良いことに目を向けるようにしましょう。
小さな喜びや人の親切を受け取る練習、そして相手から嫌われることを気にするよりも相手の笑顔に明るく返せる心を育みましょう。
恋愛で嫌われる怖れを克服する方法
自信を持つこと、愛することを学びましょう！
自分に自信が持てないと相手があなたを好きかどうか必要以上に重要視して愛されている証拠を得たいと無意識で探るようになります。
ありのままの自分を完全に受け入れることを学ぶのは大変困難なワークですが、その見返りも大きなものとなります。
特に恥の感覚はあなたらしい表現を遮り、ネガティブなエネルギーから行動を起こす原因となります。
自分が恥ずかしいと思う部分と向き合い、癒されていないインナーチャイルドを抱いて不完全な自分であっても愛を注ぐことを学び続けましょう。
あなたを否定する人とは距離をとりましょう！
あなたらしさを拒否する人は元々合わないタイプの人ではないでしょうか。
肉好きの人に取れたての野菜をあげても喜ばれません。
あなたは相手の良いところが見えていても相手にとって、今はあなたの魅力が理解できないか、或いは、そもそも、生涯を共にできるような心の通じ合う人ではないのです。
その時は愛しているから相手を失いたくないと感じていても、自己存在価値と深く関わっている場合は相手への執着として自分のエネルギーを相手に転嫁してしまうこともあります。
多くの場合、相手に見えている素晴らしい資質は、実は自分のコアエッセンスが相手を通じて表現されているのですが、私たちは外の世界に重きを置きすぎているので自分のエッセンスであることに気づきません。
相手を失いたくない怖れで距離を取りたくないと感じているなら、マインドフルネスの気づきが解決策となります。
マインドフルネスとは、あなたの本当の気持ちです。
マインドは行ったり来たりしていますので、体の感覚を重要視します。
相手といるとき、体は固くなっていないか、相手から嫌われたくないと感じるときはどんな時なのか？
自分のことを深く知っていくと相手が本当にあなたと生涯共にして幸せになる人なのかが分かるようになります。
当サロンのセラピーはマインドフルネスを導入してあなたの本当の気持ちに気づけるようお手伝いします。本当の気持ちを知ると何が起きるのでしょうか？
自分を尊重することをうわべだけでなく、真に学び、自己愛と傷ついた過去の痛みから立ち直ることが可能となります。
あなたが生まれたのには意味があります。あなたが自分自身を受け入れるほど現実もより良い方へと変化していきます。
趣味を広げよう！
相手のことばかり考えると、離れていてもエネルギーで相手を重くしてしまいます。
見えないので理解していないかもしれませんが、エネルギーは時間も場所も関係がありません。
嫌われたくない気持ちはあなたの陰のエネルギーを相手に送り、その結果、引き寄せの法則通り、あなたの心配「嫌われること」が現実化する可能性が高まります。
あなたが輝けば輝くほど嫌われる怖れを考える時間も空間も減ります。
夢中になれる趣味を見つける一歩を踏み出しましょう。
また、何かポジティブな行動を取るとあなたのエネルギーが変わります。
音楽、絵画、ヨガなど体験レッスンはあなたらしさを見出すきっかけになり、過度の嫌われる怖れから解放されていくでしょう。
セラピーを受ける
嫌われる怖れをワークしてみませんか？
嫌われる怖れは軽くなっても、愛着問題と根が同じであるため、ネガティブなサイクルをたどります。
嫌われる怖れをワークすることは将来の結婚生活で誠実な関係を結ぶ手助けとなり、さらにあなたの子供への影響を取り除くことができます。
あなた自身が先祖から続く愛着問題のトラウマの根を断ち切る担い手となるのです。
今パートナーがいる方も関係性を改善したり、仲を深めたりできるため、愛着問題は独身の方も既婚者も実りのあるワークとなります。
お気軽にお問い合わせください。
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