あなたのその痒みはストレスが原因!? ストレス性のかゆみと対策 痒みが止まらない原因はストレスかもしれません。かゆみ対処法と自然療法 2022.07.102022.07.11 掻いてはいけないと知りつつどうしても掻いてしまう、痒みの辛さは誰もが経験済みだと思います。痒みが長く続くと今度は痒みがストレスになり、また痒みを悪化させてしまいます。しかし、ストレス自体が痒みを引き起こしているなら?長く続く痒みの原因がストレスなら、その解決策はストレスマネジメントが有効かもしれません。ストレスは精神的な問題だけではありません。ストレスの強さやストレスを感じている期間が長いほど、何らかのかたちで体を蝕みます。その一つが痒みです。私も一年間、非常に厳しい食事制限をしなければならないほどの蕁麻疹で通院した経験があります。その時、ストレスを強く感じたあと痒みが悪化しているのに気づいたことがありました。しかし、外的な要因ではなくストレスが原因で皮膚の痒みや湿疹が出ていると思ったことがなかったため、治療を受けても完治しない痒みの対策に心理的なアプローチが有効だと当時知っていたならもっと早く回復したのではないかと思います。今日は痒みの改善を薬物以外でサポートできる対策や精神面から行う方法についてご紹介します。お子様の痒みで悩んでいる保護者も必見です! 目次 かゆみとストレスの関係掻くのが止められない理由掻くと益々痒くなるわけ痒みの原因とストレスストレスが痒みの原因とは?かゆみが不安やストレスに?意識は痒みを増す痒みとストレスの研究結果ストレス性痒みの対処法1. 冷やす2. 睡眠、食事に気を付け適度な運動をする3. 掻く行動を他に置き換える4. 自然療法・民間療法5. リラックスする時間を持つ6. ストレス耐性を強くするバーバラ・ブレナンヒーリングの卒業生からセラピーを受ける かゆみとストレスの関係 皮膚のかゆみは、皮膚の炎症反応であり、体が有害と判断したものに対する正常な反応です。ストレスにさらされているときや、何か精神的な問題を抱えているときに、強いかゆみを感じることがありますが、それは体の中で最も大きな器官は皮膚であり、他の器官と同じように、不安やストレスの影響を受けるからです。免疫システムのほかにも脳の偏桃体やストレスホルモンが関係していると考えられています。免疫システムストレスは免疫システムを刺激し、過剰反応を引き起こします。その反応が皮膚の炎症と激しいかゆみを引き起こします。脳の偏桃体不安やストレスなど情動処理に関与している扁桃体は、かゆみの処理にも関与しているとされています。ストレスも扁桃体に影響を及ぼすため、ストレスや不安は扁桃体の過活動を引き起こし痒みが増加すると考えられています。コルチゾールストレスは、コルチゾールなどのホルモンの分泌を促し、コルチゾール値を上昇させ皮脂腺の油分分泌を増加させます。そのためオイリー肌の方は、トラブルが起こりやすくなります。また、かゆみを引き起こすストレスホルモンの過剰分泌により、アレルギー反応を起こすこともあります。ただし、アトピー性皮膚炎患者のかゆみの強さとコルチゾール値には相関がないと言われていて、ストレスによるかゆみの悪化には、コルチゾールとは無関係なメカニズムが存在するとも考えられています。 ストレスからグルテン過敏症になる人が増えています。不調の原因の一つにグルテン過敏症があるかもしれません。 掻くのが止められない理由 掻くと症状が悪化してさらに痒みがひどくなるのが分かっているのに止められないのはなぜでしょうか?答えは脳です。掻くことで一時痒みが減少し逆に快感を得て掻きたくなる衝動を増大させます。かきむしる行為によって得られた快感は、脳の報酬系を活性化させ、常習性が生まれ、掻く行為が止められない原因となります。 掻くと益々痒くなるわけ 痒みを掻くと、脳内でセロトニンというホルモンが分泌されます。幸せホルモンと呼ばれるセロトニンはかゆみを強める効果もあるそうなのです。掻いた直後は一時的にかゆみが和らぐかもしれませんが、脳内のセロトニンを刺激してしまうので、かえってかゆみを強めてしまうというわけです。その他にも掻くことで肌バリアを傷つけ乾燥させ、外部からの刺激に弱くなり、かゆみを感じる神経知覚神経線維が肌の近くまで伸びてくるので痒みが増すと言われています。 病院で改善しない原因不明の痛みを和らげる方法 痒みの原因とストレス かゆみで良く知られている原因は、食物アレルギーや皮膚に直接触れる物や植物に対してのアレルギー反応、虫さされなどです。他にも、乾燥肌など肌質やあせもなど肌トラブルや肌のバリア機能が崩れて痒みを感じることあります。蕁麻疹、肝臓疾患なども痒みの原因になりますが、基礎疾患のない人でも、不安やストレスなどが慢性的なかゆみの原因になることがあります。大学生にストレスレベルと皮膚症状について質問したところストレスレベルが高いと感じている学生ほど、かゆみなど皮膚の症状が強いと答えたそうです。人体エネルギーからの私的考察:ストレスに弱い人はグラウンディングや肉体に近い人体エネルギーの層の第1レベルと第2レベルが弱いので、肉体への影響の一つにかゆみなどの症状が起きやすいと考えられます。私もアレルギー体質なので、ヒーリングを受ける前は季節の変わり目など蕁麻疹をたびたび経験していましたが、エネルギーワークで人体エネルギーを強化してからは蕁麻疹が殆ど現れなくなりました。皮膚科医の投薬で改善が見られない方は当サロンのバーバラ・ブレナンヒーリングをお試しください。グラウンディングを強化するので肉体も強くなり痒み改善が期待できます。(効果を確約しているものではありません)ご自身でグラウンディングを鍛えるには自然に触れ合うことやヨガや太極拳、ダンスなどがおすすめです。 一対一のプライベートで学ぶヒーラー養成講座。オンラインなので自宅で空き時間で学べます ご予約・お申込み / お問合せ ストレスが痒みの原因とは? 慢性的なかゆみは、ストレス、不安などの感情と関連します。研究では、アトピー性皮膚炎患者において、不安の程度と痒みに相関性が見られました。心因性(ストレス性)蕁麻疹のように心配や緊張が体の痒みとして現れる場合があり、精神的要因が痒みの原因となるケースがあります。痒みの症状がある人は、ストレスや不安がかゆみの症状を悪化させるため、かきむしってしまったり、掻く頻度が多くなったりするため、症状が進行し悪循環に陥ります。かゆみと不安の関係には、中枢神経系が大きな役割を担っていることが示唆されています。ストレスは、ホルモンや神経系など、体内でさまざまな変化を引き起こし神経に沿って肌に不快な感覚を生じさせ、かゆみとして現れる可能性があります。また、海外では慢性蕁麻疹患者は、不安や鬱が多いと報告されているようです。そのため、催眠療法やリラクゼーションを治療に取り入れることが注目されていますが、取り入れた研究結果はまだありません。皮膚は露出した脳と言われることもあり、脳に与える皮膚の影響は非常に大きなものです。不安な気持ちになると、体のストレス反応が過剰に働くことがあります。これは神経系に影響を及ぼし、目に見える兆候の有無にかかわらず、かゆみとして感覚的な症状を引き起こす可能性があります。 ストレスに負けない心を強くする7つの方法 かゆみが不安やストレスに? ストレスや不安がかゆみを引き起こしたり、悪化させたりすることもありますが、かゆみが続くと、痒み自体が不安やストレスの原因になることがあります。慢性的なかゆみによって引き起こされる心理的苦痛がストレスとなって慢性的なかゆみを悪化させる可能性があります。 意識は痒みを増す かゆくなってくるかも?と体のかゆみを心配するなど身体感覚に意識を集中させると心因性でかゆみを増加させます。症状を悪化させたくない人は痒みを意識しない工夫をすることも大切です。お子様の場合は、気を散らす遊びなどを取り入れてみましょう。 自信を失ったときの心の育て方 痒みとストレスの研究結果 かゆみとストレスの相関性の研究結果があります。仕事や家庭のストレスはなかなか変わりにくいでしょうが、それ以外自分で管理できるものを見直してみましょう。映画・TVや雑誌、SNSなどマイナス感情を引き起こすものを避ける工夫をすることでストレスを少しでも和らげることができるかもしれません。【研究結果】暴力的な映画によってネガティブな感情を誘発した場合、コメディー映画でポジティブな感情を誘発した場合と比較してより高い痒みが報告されているアトピー性皮膚炎患者において、かゆみと知覚されたストレスの間に有意な相関があることが報告されているネズミの研究では、慢性的なストレスがかゆみを増強することが一貫して報告されているマウスに4週間の慢性軽度ストレスを与えると、掻く行為が増加することが明らかになった 動物にトラウマがないのはなぜか?ストレス解消に役立つリリース方法 ストレス性痒みの対処法 肌の乾燥を防ぐことやかゆみを感じても掻かない工夫が早期改善に繋がります。かゆみがある部分をこする・掻くなどの行為は、皮膚損傷や乾燥、変色、出血などの皮膚障害を起こすことがあり悪化させる原因になりますので、早めに医療機関を訪れましょう。また、次の対処法の中で自分に合った方法を見つけて掻かない工夫をしてみてはいかがでしょうか。 1. 冷やす 皮膚の温度が下がると神経の興奮が鎮まり、かゆみを抑えることができます。保冷剤や冷たい水を患部に当てる、氷を布に包んで、患部に当てると楽になります。 2. 睡眠、食事に気を付け適度な運動をする 十分な睡眠、新鮮や野菜や果物などからビタミンやミネラルを摂取しバランスの取れた食事と腸内環境を整えましょう。軽い運動を取り入れてみるのも効果的です。 3. 掻く行動を他に置き換える 痒みが起きたら音楽を聴く、動画やゲーム、お茶を飲むなど違う行動に置き換えましょう。脳に叩きこんだ習慣を意志で打ち勝つことは出来ません。掻かないようにするために違う習慣で置き換えることが有効です。お子様の場合も同様でかゆみから気を散らすために、何ができるのか、お子様の目線から保護者の方が率先して習慣づくまでお子様と一緒にやってみましょう。 先延ばしを止めると人生に流れるエネルギーが変わり現実化が速くなります。先延ばしの癖を改善する方法について。 4. 自然療法・民間療法 精製ツバキ油100%のスプレー有効性が実証済みの精製ツバキ油100%のスプレーは手軽で使いやすくお値段も手ごろなのでおすすめです。 超重曹で体を洗うスタイリッシュグリーン(超重曹)は優れものらしく、きれいに汚れを落としてくれ同時に化学物質を無毒化し、かゆみを消し皮膚の改善も期待できるようです。洗浄能力が高いボディソープなどは皮脂を取りすぎてしまうことがあります。その点、超重曹は体も洗えるので清潔さを保ち同時にケアができるため便利です。お値段はそれなりにしますが、かゆみが消えると掲載されているサイトもありました。私自身は使ったことがないためあくまでネット情報に留まりますが、副作用もないようなので、かゆみで悩んでいる人は試してみる価値がありそうですね。 重曹海外情報ですが、重曹は、皮膚のかゆみや発疹に驚くほどよく効くとされている記事がありました。炎症を抑え、鎮静効果をもたらし、酸の中和剤として働くので肌の状態を改善すると言います。ドラックストアで安価で購入できるので利用しやすいですが、暑い夏ならいざ知らず、水風呂に入るのは如何なものか?また、効果のほどは良く分かりませんので、自己責任にてお試しくださいね。海外でおススメされている使い方:浴槽に冷たい水を入れ、そこに重曹を1カップ加えます。よくかき混ぜて、重曹が水に溶けたことを確認したら30分ほど浸かります。タオルで肌をこすらないように、必ず肌の水分を拭き取ってください。1日1回これを行います。傷口が開いていたり、皮膚が割れていたりする場合は、この方法を避けてください。個人的には体が冷えそうなので、あまりおすすめはいたしませんが・・。日本では、虫刺され用かゆみ止めとして重曹を使う方法や、重曹清拭としての使用法が掲載されています。気になる方は「重曹 かゆみ止め」で検索してみてください。 アップルサイダービネガー海外の民間療法では、アップルサイダービネガー(リンゴ酢)をかゆみや皮膚のトラブルに利用するようです。方法:お風呂(ぬるま湯)にカップ2杯のアップルサイダービネガーを入れ30分ほど浸かってから、肌の水分を拭き取ります。そのあと保湿剤塗りましょう。(1日1回目安)←ただし、日本ではあまり知られていないため1週間ほどパッチテストなどをしてからお試しすることを推奨します。アロエベラアロエベラには抗菌、抗炎症、抗真菌作用があり、肌のかゆみを抑えるのに効果的だと海外の民間療法では言われているようですが、こちらも日本ではあまり聞かれないためパッチテストなどをしてから試す方が無難でしょう。方法:アロエベラの葉を取り、そのゲルを抽出します。1日1回それを患部の皮膚に直接塗り、15分後にぬるま湯で洗い流します。 緊張する原因と緊張と不安の関係と緊張が及ぼす影響とは? 5. リラックスする時間を持つ リラックスする音楽を聴く、ヨガや瞑想、太極拳、コメディードラマなどストレスや不安の症状を軽減するのに役立ちます。 6. ストレス耐性を強くする ストレスは人によって大きく変わります。同じ境遇に置かれても、ある人にはストレスではなく、ある人では耐えられないと感じられることもあります。人が苦手、深刻に考えすぎる、心配性、未来に対する悲観的な見方など物事の捉え方でストレスになるかどうかが決まります。ストレスや不安は精神的な問題と思われがちですが、不安とかゆみが相互に影響し合ってかゆみと不安で治癒を妨げているのかもしれません。そうなってくると、ますます不安とかゆみのサイクルを断ち切ることが困難となります。ストレスや不安が強い人は、不安と痒みサイクルを断ち切るためにも、扁桃体の過活動を制御し、闘争逃避反応を減らすことが、慢性的な痒みの治療において有効な手段の一つではないでしょうか。不安を改善すると症状が緩和され、このサイクルを断ち切ることができるかもしれません。ストレスマネジメントが得意でない、あるいは、不安傾向がある人はお気軽にご相談ください。 悲観的に考える癖を変えるために:自動思考とは? バーバラ・ブレナンヒーリングの卒業生からセラピーを受ける 皮膚トラブルやかゆみが止まらず、プラス思考になるぞ!と記事を読んで思われた人も、いざやってみるとプラス思考は長く続かない、それどころか数時間も続かない人も多いはずです。むしろプラス思考にしようとする努力がストレスになりイライラしてしまうことさえあります。物事を楽観的に捉えることが大切なのは分かっていても、ポジティブ思考を何度も試みようとして何も変わらないため諦めてしまう人が殆どなのには理由があります。ストレスとして現れていても心理的なトラウマが関係していて心痛が神経系に蓄積しているため体がストレスを感じていて同じパターンから抜け出せないこと、あるいは、物事に対する考え方は脳の刷り込みが関係しているので反応が習慣化しているからです。(自動思考のブログをご参照ください)過去に強めた思考回路はニューロン間の繋がりが強く、よりよく考えようとする思考法ではなかなか変わりません。また、体に蓄積している神経系のトラウマ反応をリリースしなければストレスになる事柄が出てくるたびに心配や怒り、うつなどの症状として現れます。神経回路を変え体にたまった神経系のトラウマ反応をリリースしてストレス耐性を強めるために専門家と共に違ったアプローチを試してみませんか?かゆみ対策でコーチングをした経験はありませんが、バーバラ・ブレナンヒーリングの卒業生の当サロン みか月と三ツ星のコーチングは、脳機能や体から思考を変えるセッションをご提供していますので痒みにも違った方法で取り組むことができます。まずはお気軽に試してください。 ご予約・お申込み / お問合せ 各種セッションメニュー
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