だるさ、しんどさで何もしたくない原因とは

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だるい、眠い、何もしたくない、倦怠感で悩んでいる人への処方箋

だるい、眠い、何もしたくない。
こんな症状や倦怠感が続いているなら慢性疲労かもしれません。

原因不明のだるさやしんどさが長期間続き仕事が辛いので、当サロンのエネルギーヒーリングを受けるきっかけになった人も多いです。
そんな症状がある人の方が日頃自分の感情やストレスを感じていることに気づいていないのですが、セッションを続けていくうちに日常で怒りやフラストレーションを感じない様にしていることが明らかになっていきます。

自分の感情に気づかないのは決して鈍感なのではなく、そうやって心に蓋をして周りの人や会社や学校などの環境に自分を合わせようと頑張ってきたためです。
感情はごまかせても、体が反応を示し肉体が限界に来ているように思います。

自分の心は表面的には騙せても体はそうはいきません。
感情や心以上に体は正直なのです。
家族や学校、会社のシステムに自分をはめ込むには自分の感情や不快感を締め出さないといけないと無意識で抑圧しているために体が悲鳴を上げます。

ポジティブ思考は素晴らしいですが、自然に沸き起こるネガティブと言われる感情を持つことを嫌うとさらにネガティブな声が強くなります。
感情を安全に流す方法を学び、出来事や自分や周囲の感情に不快感を覚えても自分は大丈夫だと分かると心と体がリラックスします。

感情の抑圧をしている人の人体エネルギーは多くの歪みや機能不全があり、エネルギーヒーリングで、人体エネルギーを改善して、カウンセリングで潜在意識にあった心理的な重荷を軽くすると十分睡眠をとっても、眠いと感じたり、体がだるいと感じたりする症状は無くなっていきます。(*効果を確約するものではありません)

今日は日常気を付けることで改善出来るように、だるさ、しんどさで何もしたくない原因となる倦怠感のメカニズムと改善方法をお伝えします。

倦怠感やだるい原因はずばり、エネルギー不足です。
車が走るためにはガソリンが必要です。では、私たち人間、動物は何が必要なのでしょうか?

私たちの体の燃料は水や食べ物、睡眠だと思うかもしれませんが、正確にはエネルギーです。
食事で取り込んだ栄養素は分解されていき低分子化合物となり小腸で吸収されます。
しかし、それだけでは生命に必要なエネルギーにはなりません。
その後、血液よって運ばれた低分子化合物は、細胞の中にあるミトコンドリアに送り込まれてエネルギーとなるATPを生産します。

眠い、だるい、何もしたくないと感じる原因のエネルギー不足の理由はこのミトコンドリアと深く関わっています。
ミトコンドリアの働きを妨げている要素を取り除くことが倦怠感を改善することに役立ちます。

だるさが繰り返されるメカニズム

ミトコンドリアでは分子をリサイクルして充電する、を繰り返していますが、リサイクルされる前にエネルギーが枯渇してしまうと数日から一週間後にだるさや倦怠感、疲労として眠くなったり何もしたくなくなったりします。
この症状はシャットダウンと言われ、ストレスの中でも最も強い症状です。
シャットダウンが続いた後、エネルギーがリサイクルされたら、また状態が改善する、そして、またシャットダウンがしばらく続くが繰り返されると慢性的なだるさや疲労感に繋がります。

では、ミトコンドリアに良いサプリメントや機能食品をとったらよくなるのでしょうか?

残念ながら一部の人には効果が期待できるようですが、ミトコンドリアに良いとされるサプリメントを摂取しても改善しない、あるいは、一時期改善してもまた戻ってしまう人も少なくないようです。

その原因の一つが、リサイクルのシステムが回復する前にエネルギーを使いきってしまうことにあります。
エネルギーとなるATPが切れてしまうと、ストレスホルモンがその代用をこなし、アドレナリンやコルチゾールがしばらくの間エネルギーを上げてくれます。
短期間なら問題ありませんが、長期にわたるとストレスホルモンは体のシステムを壊してしまいます。

健康には心理的な問題が深く関わっているのはご存じの通りですが、細胞レベルでも日頃の心理的な傾向が問題を起こします。

「頑張りすぎ」「気にしすぎ」「心配性」「感情的になる」などのストレスは心の問題だけでなく、エネルギーの枯渇を引き起こし、体のメッセージとしてあなたに訴えかけてきます。

栄養素、ミトコンドリアの健康、そして心理的な組み合わせであなたの疲労やだるさの強度が変わります。

次にあげるだるさや倦怠感、疲労の原因であなたが改善する項目はないかチェックしてみましょう!

だるさを引き起こす5つの原因

だるさを引き起こす5つの原因は以下の通りです。

  1. 食事と運動
  2. 睡眠
  3. 消化器系の働き
  4. カビ毒・重金属・化学物質などの毒性
  5. 心理的・環境のストレス

だるさの原因1.-食事と運動

バランスの良い良質な食事と水分補給は健康には必須です。
緑黄色野菜やたんぱく質、果物など健康に良いとされるものを毎日取り、発がん性のものを避け、スナック菓子や加工品を減らす食生活を心がけましょう。
適度な運動はミトコンドリアにも良いとされています。
しかし、疲れるほどの運動はエネルギー不足を増長させます。自分の許容量を超えた運動は一時期元気になったように感じても、あとでもっとひどい状態になるかもしれません。
疲れが残らない気持ちがよいと感じるエクササイズでリフレッシュしましょう。

だるさの原因2.-睡眠

十分寝ているようでも十分と言える睡眠時間には個人差があります。
朝起きても睡眠が足らないと感じるようなら、快適な寝具に変える、レム睡眠とノンレム睡眠に合わせて睡眠時間を取る、酷いいびきや無呼吸症候群はないかなども調べてみると良いかもしれません。

いびき以外で睡眠の質が悪いようなら、心配性やくよくよ考える、怒りを持ったまま床に就く、スマホやパソコン、TVを遅くまで見ていて目や脳への刺激、ブルーライトが眠りを妨げている場合もあります。

倦怠感やだるさをご自身で改善する場合は、まず一つを選んで一か月ほど試して効果を確認しながら原因を解明してみましょう。

本格的にだるさを改善したい方は当サロンのコーチングをお試しください。
今まで倦怠感やしんどさで出来なかったことが出来るようになったらあなたの人生はどのように変化しますか?
毎日元気でエネルギーに満ちていたら人生の質や喜び、豊かさがどのように現実になっていきますか?
無理なく変化を導くためのコーチングで豊かで満ち足りた人生をあなたにお届けいたします。

だるさの原因3.-消化器官の問題

食事がうまく消化出来ていないなら、血液に取り入れることができないためミトコンドリアに運ばれません。

あなたはしっかり噛んで消化を助けていますか?
便秘や下痢を繰り返していませんか。
胃や腸の中に生息するピロリ菌や寄生虫などで消化が妨げられていることがあります。
消化器系に不快感がある場合は、胃腸に疾病がないかチェックしてもらうことをお勧めします。

腸は脳とダイレクトに繋がっています。食物アレルギーがあるとブレインフォグと言われる思考に靄がかかったような状態になることがあります。
食物アレルギーの反応で眠くなるような場合もありますので、特定の食物でだるくなっていないかも調べてみましょう。

消化器系は疲労だけでなく脳の炎症に深く関係しています。
食事の改善、そして栄養を吸収できるようによく噛み、健康な胃腸を育てましょう。

だるさの原因4.-カビ・重金属・化学物質の毒性

健康なら多少の毒になるような物質も健康被害を起こすほどにはならないかもしれませんが、すでに、だるさや倦怠感を感じているなら、毒性を含んだものを吸い込む、あるいは摂取すると、ますますエネルギー不足で症状が悪化してしまいます。

家の中に水漏れがありませんか?

カビは家の中だけではありません。
調査では、コーヒー豆やインスタントコーヒーは選別が難しいため焙煎する前にカビが混在している確率が高いそうです。
だるさでお悩みの方でコーヒー好きな人は、カビ毒のない自家焙煎のコーヒー豆に変えてみましょう。

だるさの原因5.-考え方や思考の癖

だるさや倦怠感、眠いと感じる大きな要因の一つは考え方の癖です。
人は幼児期の心の傷によって特定の性格パターンを発達させます。

例をあげると、疲れたら栄養剤を取り元気を出す、しんどくなるとドーパミンが出るような刺激の強いドラマや飲み会、愚痴で気力を上げる、無味乾燥な毎日で変化がなく体を動かすことでエネルギーを上げることができるのに家でゴロゴロしている、疲れに対して人それぞれ対処法が違うのは思考の癖があるからです。

動くことは危険だと感じていると行動をとることがおっくうになり、家でゴロゴロしてエネルギーの慢性的な低下に繋がります。
その逆で、行動しなければ心配や不安を感じて栄養剤や刺激を取り入れて休むことを拒むとエネルギー不足で慢性的な疲労になる場合もあります。
しゃべることで元気になると思い込んでいたら、その時は感情の毒を吐き出してしばらくスッキリするかもしれませんが、エネルギーの漏れを起こします。

本人も気づいていないこれらの性格的なパターンがだるさを悪化させる大きな要因です。

性格の癖による危険な体のだるさ対策

疲労やだるさ対策で甘い物、砂糖やアルコール、強度な運動、カフェインなどで紛らわしていませんか?

行動する事、達成する事が最も重要だと信じているタイプは、休みをとる事ではなく、これらの刺激を得て活動しようとすることがエネルギーの枯渇を招き慢性的なだるさとなります。

このような外の刺激による過活動は、体内でエネルギー不足を補うために、ストレスホルモンのアドレナリンやコルチゾールを分泌するので、副腎に過剰な負担をかける、結果さらに疲れる、それを繰り返します。

最初にミトコンドリアについて述べましたが、体を休めなければならない時に刺激で働いたり、遊んだりしているとシャットダウンが起こり、気分と体調のハイとロウの繰り返しから慢性疲労を起こします。

何かすると嫌なことが起こると無意識で信じている場合は、この逆で刺激がないことが原因でだるさになっているにもかかわらず、だるいから長く寝るような生活をおくっているとだるさから抜け出せません。
散歩することや人との交流がエネルギーを上げる鍵となります。


このような性格パターンは、家庭環境によって違い、子供のころには自分の役に立つものでしたが、歳をとるごとに自分を苦しめるようになります。

頑張ると親に褒めてもらった経験が成功体験となり、しんどくても頑張れば良いことが起きると子供の意識は信じているので、活動することはその人なりの問題を解決する方法なのです。何もしないと自分は愛を失うようで不安になります。

子供のころ何かをすると親に叱られていたら、何もしないことが自分を守ることだと思い込んでいる結果が活動不足によるエネルギーの低下になっているかもしれません。
何もしなければこれ以上悪いことは起きないだろうという自分を守る戦略を発達させたためなのです。

残念ながら、このような無意識の信条から起こる思考の癖はあまりにも自然に身についているため、それが自分を苦しめているとは気づきません。

例えば、足を組むと体がゆがみ骨格や筋肉の偏りとなりいずれ痛みに繋がる可能性が高まりますが、椅子に座って仕事をしなければならないなら、じっと座るために足を組むことはやらなければならないことをするためのツールとして使えます。
何よりも、長年やっていた癖は、楽なのです。
足を組むと落ち着き集中でき、居心地が良いと感じます。
ですが、その時には大変役に立っていても、ツケを払う時が訪れいずれは痛みとなって自分を苦しめる原因になるかもしれません。

思考や考え方の癖も同様です。
足を組むと体が歪んで痛みの原因になりますよ、と知っていれば変えようとしますが、性格的なものは学校で習うこともないまま、今までの習慣化した考え方の癖が通常死ぬまで続きます。
性格的なパターンは、世界の見方、身体の感じ方や扱い方、人体エネルギーの封じ込めと表現、防衛反応に現れます。
これらは自分を守り、安全を確保する生き抜くために学んだ戦略であるため問題が起きた時により強く癖として出現するのです。

悲観的に考える癖を変えるために:
自動思考とは?

思考が遺伝子を操作する:エピジェネティックス

だるさや倦怠感のみならず、その人独自の心理的傾向は遺伝子情報をオンやオフにします。
これは、エピジェネティックスと呼ばれていて、遺伝的な病気、糖尿病や癌なども、遺伝子情報が人生でオンになったりオフになったりします。
望ましくない遺伝子が発症する原因は心理傾向とも深く関わっていると言われています。

では、考え方を変えれば良いのでは?そう思われるかもしれませんが、脳は体からの情報が80%を占めます。

体は私たちが危険だと潜在意識で感じているとすぐさま闘争逃避反応を起こし脳も含め総動員して危険を避けるように働きます。
世界や人は安全ではないと無意識の信条があると、常に架空の危険にさらされ防衛しなければならなくなり、体と脳の反応を変えなければ思考も変わることはないのです。

闘争逃避反応がだるさを解決する

闘争逃避反応が起こる頻度を減らし、怒りや恐怖心が沸き起こっても持ち越さないことがだるさを改善するだけでなく、健康と長寿の秘訣となります。
闘争逃避反応が、だるさ解決の鍵なのです。

しかし、現代社会ではむしろ過度に闘争逃避反応のスイッチがオンになるため、ストレス社会となっています。

なぜ現在社会において過度に闘争逃避反応が起きるのでしょうか?
例によって説明しましょう。

あなたは庭に出て花を摘んでいます。横を見ると蛇が自分の足のすぐそばにいました。
ひどく驚き息を止め、飛びのきませんか?
闘争逃避反応では、このように考える前に体が反応します。
蛇に対して強い恐怖心を抱いていたら、草むらに落ちているロープを見ても驚き飛びのくでしょう。
これは、危険だと反応したからですが、理性的に考えるなら全く危険ではありませんね。

しかし、野原で仕事をする人で蛇が嫌いで、過敏に長いものに反応していたら毎日ストレスで心身を壊す原因になります。

本物の蛇に出会う確率が一年に一回程度であったとしても、自分でそれが分かっていても闘争逃避反応は変わりません。

闘争逃避反応は理性的に考えることができる脳の前頭前野に繋がらず、脳の過去の危険な経験が蓄えられている部位と繋がるようになっています。

蛇恐怖症に対するワークを行わなければ、いつまでたっても同じ脳回路:危険回避のために闘争逃避反応を起こすのです。

これが蛇ではなく、人への恐怖心や疑い、自分は愛されるに値しないといった信条なら、毎日経験するかもしれず、心と体が休まらないことが続いてもおかしくはありません。

誰しも嫌な経験をして、そのような経験をしたくないと強く願っています。
物事を積極的又は消極的に避けたりコントロールしたりして痛みから避けようとすることが、逆の効果、闘争逃避反応を過剰に引き起こす原因になっているのです。

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倦怠感を引き起こす性格パターン

性格パターンでだるさの原因となるものに、「人の世話を焼き自分のニーズを無視する」「完璧さにこだわる」「人や環境、情報をコントロールする」「心配性」「何かを達成することが最も重要だと信じている」「体にいるよりも想像上の空間で時間を過ごす」などがあります。

これらはすべて幼少期からどうすれば愛されるか、養育者の愛を勝ち取るための戦略や危険回避する術から発達します。

もし、養育者が感情的な寄り添いを子供に与えたなら、自然にその子は「何があっても自分は愛されている」と人生や人に対して深い信頼感を抱きます。

残念ながら、養育者である両親の多くは、私たち同様にそのような感情的な寄り添いを経験していないことが先祖代々受け継がれる素因です。

これらの防衛反応を軽くするための方法は過去のブログでもご紹介していますのであなたに合う方法を見つけてくださいね。

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