HSPセラピー&エンパスセラピー

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HSPやエンパスさんのためのセラピー

本人の了解を得てHSP(超繊細さん)でエンパス(HSPの中でも人の感情に超敏感)さんの経験をたどりながら、HSPの原因や人間関係など生きづらい人生を振り返ります。そこから学んだことを土台に、生きづらい繊細さん特有の能力を使いこなすための取説ガイド
 人と会うとしんどかったり、言いたいことが言えなかったり、体が不調になりやすい人は必見です!
HSPは脳内の神経系統が高ぶりやすい傾向があるので人よりも敏感に働くようになっていると言います。しかし、以前は男性と女性とは脳に違いがあるとテレビ番組でも放映されていましたが、最近では全体的にみると脳の機能的な面にはほとんど違いがなく、またすべての人の脳は違うとしている研究も有るようです。ですので、HSPは脳の違いかもしれませんが、家庭環境で生き延びるために身に着けた産物で脳の使い方の習慣化されたものかもしれません。習慣化した言動を変えることで脳の神経回路は変わります。
今の繊細さのレベルが強なら、まずは中~強の中間あたりに下げるために、何が出来るかを見ていきます。その中には、習慣化された思考回路や言動を変えることや、HSPさんの超敏感さを使いこなすことが含まれます。また、最後にはHSPの特徴を、特殊な能力へとレベルアップしてギフトに変えるための取説について学びます。
HSPは特に心身のバランスを崩しやすく心の問題や病気に繋がりやすいので、まずは上手にバランスを保つことを心がけることが必要です。
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SPやエンパスはいわば才能や能力!今は扱いにくい才能ですが、あなたの魂の学びと深く関係していて、あなたらしさを発揮するには必要な能力なのです。HSPやエンパスを理解し、使いこなせるよう訓練すれば、充実した人生にする頼もしいツールになることでしょう。
今は重荷の敏感さをあなた仕様に変えて神様からの贈り物をその手に握りしめてくださいね。

≪心の準備≫
あなたにも思い当たる節がないか子供のころを思い出しながら読み進んで下さい。読んでいるうちに体に痛みがおきたらその部分に手を当てセルフケアします。 
≪予備知識≫
HSPには4つのタイプがあり、内向的な人と外交的な人がいて、その中にも刺激を求める人と求めない人がいます。自分は外交的でチャレンジャーなので超敏感ではないと思われるかもしれませんが、人の感情を優先する、または神経質なところがあれば、HSPの可能性があります。
さあ、ではHSPへの旅路に出発することにいたしましょう!HSPの方もそうでない方も、あなたの人生が楽になるヒントを見つけてください。
 それでは、今回HSPで苦しんだ人の人生をご一緒に振り返っていきます。

他の人よりも感情をより強く鮮明に経験します

HSPやエンパスの困難画像

HSPやエンパスの特徴

小さいころの写真はなぜか泣いてばかり。
幼いころの本人の記憶では・・
母に髪を梳いてもらえば痛くて、もちろん美容院は大嫌い。
服の素材が肌に心地悪く、5歳~6歳位には体が理由もなく気持ち悪く感じることが時折あった。
ハエがとまっているのを見たら食欲がなくなりご飯が喉に通らない。
旅行は好きではなく、家に居てペットや自然の中で遊ぶことが好き。
NOを言いたいのに言えない大人達の気持ちを分かって、家に遊びに来たその人にズバリ回りの大人が思っていることを言ってしまって両親の激怒を買うこともしばしば。
親の言語化されないイライラを読むので自分に怒っているように感じ家に居ても不安を感じることも多かった。
両親の不仲や親のストレスを雰囲気から分かるので、居心地の悪さから親の顔色をみて機嫌をとることが増えていった。
小学生のころは夜布団に入っても何時間も眠れない。
学校ではいつも緊張して人からどう思われるか心配で手を挙げて発表できない。
大人になってから・・
体は弱く、アレルギー体質。よくインフルエンザにもかかる。
相手の気持ちを考えるとNOを言えない。
人の話をさえぎるのを申し訳なく思ってトイレに行きたいのもぎりぎりまで我慢してタイミングを計る。
さぼっているように思われそうで、はじめて就職した職場では、他の人がしゃべって仕事をしていなくても一人で複数の持ち場を担当し体調を壊し入院。
言いたいことを言うまでに何日もかかり、なのに言わないことも多かった。
人と会った後や、会社でもめごとがあるとずっと頭の中でそれにかかわるシーンや会話がぐるぐる回り、夜眠れないこともしばしば。
人をかばって、かばった人も加わり職場いじめにあう。
体はいつも緊張してリラックスできない。
人の機嫌が悪いと自分が何かしたのではないかと心配になる。
メールの返信がないと相手が怒っているのではないかと思って、返信が返ってくるまで落ち着かない。
HSPやエンパスは人からの影響が強く、他人の感情が無意識ながら分かるため周りの人を優先して自分のニーズを満たすことをしなかったのが分かるでしょうか? 

HSPやエンパスの原因は?

さて、このHSPさん、実は他でもない過去のYayoi本人のことです。Yayoiに何があってHSP&エンパスになったのか?
母から、神経質で喜怒哀楽がなく子供らしくなく可愛げがないと言われていたことで敏感さを隠すようになっていく。母はしつけに厳しく、子供のころは何に対して怒られているのかさえ分からなかったため、叱られないよう親の心を読むように顔色をうかがっていた。
バーバラ・ブレナンヒーリングスクール4年の時あることがきっかけでHSPになった理由のような出来事を知る。それは、Yayoiが生れた翌日のことです。母の出産後の世話役をしていた腹違いの妹と祖母は母の世話について激しい口論になった。今思うと、その口論を身近で聞き、怒りのエネルギーの恐怖で体を離れることが癖になったことと同時にYayoiは、「私はこの世界では愛される資格がなく、生まれてくるべきでなかった」と誤った解釈をしたようです。その誤認識で、まるまる太って元気に生まれたのに、病気や事故が頻繁に起こります。
2~3歳の時に流れの早い川に落ちて、泳げない母が飛び込み生き延びる。4歳ころには、はしかで危ないと言われ、1週間母が付き切りで看病して助かりました。小学4年生のころに母が父にYayoiの悪口(と当時小学生の彼女はそう捉えました)を言うのを偶然聞いてしまい、自殺すれば母が悲しみ反省してくれるのではないかと、包丁を喉に向けた経験があります。
*本当に刺すことはできませんでしたが、このあと波動が下がりすぎたためか、急にいじめにあいます。この時役に立ったのは空気を読むエンパスの能力で何かが起こりそうなら事前に察知して離れるようにしたため1か月ほどで収まりましたが今でも心の深い傷となっています。
バーバラ・ブレナンヒーリングスクールにはケースと呼ばれる発表があります。その時に、母がYayoiに心を読むように期待し、しつけていたことに先生は気づき、その洞察からエンパスになった原因やなぜ人の気持ちを自分よりも優先させるのかを理解しました。
ここで大まかな原因をまとめてみましょう
1.誕生直後のトラウマ体験によって他者の感情に敏感になった
2.両親の教育方針
3.経験から得た信条や思い込みが間違った無価値観をうむ

身近な人でも気づかないあなたのHSP事情

回りもあなた自身も実はHSPだと気づいていないかもしれないエピソードがあります。
それは、今から15年ほど前です。
Yayoiはジュエリーショップの改装セールをたまたま見つけ入り口付近でショーケース越しに宝石を見ていました。店員さんがやってきてYayoiに声をかけてきましたが、少し見るふりをしてそっと店を出たのです。すると、母がこう言いました。「なんで、中まで入って見なかったん?」
「店員さんの勧めを断るのがしんどいやろ?」と答えると母は驚き、「あんたそんな面があったん?いつから?」と聞き返しました。
それまでも高価な洋服でも試着して店員さんが親切な時は断りづらく、つい買ってきているのを知らなかった母はやっとこの時娘が繊細なのを知ったようでした。
 繊細なのは弱さや恥ずかしいことだと思い繊細さを隠して生きている方も多いはずです。
決して恥ずかしいことではなりません。また弱さでもありません。
回りに知ってもらうことでお互いをより理解し共感しあえるようになります。

HSPの健康問題

バーバラ・ブレナンヒーリングスクールでヒーリングと内省を学んだおかげで、エネルギーレベルでの影響やエンパスの悪影響を理解し始めることに・・。
例えば、家に業者さんが来ました。その人は膝に痛みがある方で、母はその人に自分の座布団に座るように勧めました。そのあとその座布団に座った母は急に膝が痛みだしたので、その人の痛みを受け取ってしまったことを発見したのです。
*その人に痛みを返すように伝えると痛みが消えました。母もエンパスで、年齢を重ねるごとにオーラが弱まり影響を受けやすくなっているようです。
また、こんなこともありました。
その週に大事な用事があるAさんが急に腰痛に!たまたまその日会っていたので、つい手をかざして簡単なヒーリングをその場で行いました。その翌日、Yayoiはぎっくり腰になり、その上、駐車場からいつも通り車を出したのに20年以上使って大丈夫だった鉄板がズレて車の底を傷つけ修理に出すことになりました。実はAさんは、車上荒らしにあい、腰痛のほんの少し前に車の修理に出したところだったのです。それまで何か人の問題を引き受けているような感じがしていたのですが、この件で確信しました。何かがおかしいと・・。
それから人の影響を受けないように訓練するYayoiのエンパスの旅が始まりました。実のところ、エンパスという言葉は昨年初めて聞きましたが、Yayoiのようにヒーリングスクールで学んだことがない方は、もしかしたらあなた自身に起きている因果関係に気づかず他人の痛みや問題を引き受けてしまっているのかもしれません。
職場で起きたいじめも人をかばって自分がターゲットになってしまったのですが、この件でも無意識の合意で人の問題を引き受けてしまったように思います。

HSPさんは疲れやすい画像

HSPやエンパスが問題を引き込む理由

一つにYayoiの場合は長女で年下の面倒を見なければならない。それが「良い子」だと親から教えられていたのが影響しています。
もともと自分は愛されていないと思い込んだために、親に認められることで愛され自己価値を見出したかったことから多くの混乱が起きました。潜在意識は幼いころに作られ、それがもとになっています。ですので、意識では人人の面倒を見る事は人の問題を引き受けることではないと理解していますが、子供はそうではありません。何か兄弟に起こったら、親は面倒を見なかった自分が悪いと責めると思い込みます。すると、人の問題を自分に引寄せ、自分の問題としてしまうことが無意識で起きるのです。
余談ですが、今でもまれに、子供の意識「私は悪くない」、認めてほしい欲求が頭をもたげます。自分が正しいことを証明しようとやっきになることがありますが、そのたびごとにより深い気づきと自己容認、そして癒しを体験しています。
*自己容認に関しては恥のブログもご参考にしてください
また、家で起きている親の問題を解決しなければ安心できなかったので、家庭でムードメーカーを演じていたことが、無意識で人の機嫌をとることが人との繋がりの手段となり、他人のトラブルを引き受けてしまう原因となったようです。もちろん、その他数えきれない無意識の思い込みや信条があり、それらがもたらすたくさんの原因があります。

子供は親や先生を見ているのに相手が自分に目を合わせないようにするとき、自分を愛に値しない存在だとして恥ずかしく思いそれが無意識に自尊心の欠如として現れます。
詳しい内容は「恥を乗り越えて」のブログご参照

HSP&エンパスを使いこなすコツ

今では信じられないほど自分の繊細さを使いこなすことができるようになりましたが、昔の古傷が痛むようにHSPの資質で他人の感情に振り回されそうになることもあります。それでも、上手くバランスを取りながら今はこの能力は大変役に立っています。
エンパスやHSPが治ることはありません。しかし、他人のことで振り回される回数が減り、エネルギーを吸い取るタイプの人を見分けるようになると、人生がグッと楽になります。その見分ける能力もHSPやエンパスの才能なのです。
 HSP&エンパスを使いこなすコツ
1.人と明確な境界線をひく
2.嫌な感じがしたら申し訳ないと思う気持ちよりも自分を優先して断る
*直感が働くので、気が進まないのは何らかの理由があるかもしれません
3.普段から体や気持ちの変化に気づくようにしておく
*自分のものか他人のものか判断しやすいようにする訓練
4.セルフケアと自己愛を育む
5.運動や散歩をしてグラウンディングを鍛える
6.暗いニュースやホラー映画を避ける
7.瞑想をする
8.無意識で他人の顔や雰囲気から情報を取ろうとしている癖を止める努力をする 

HSPを深く理解するヒント

Yayoiはお金を貯めて単身で1年間語学留学もしています。一見活発な性格として回りから見られていると思います。中学以降自分でも活発で明るい性格だと思っていましたが、チャンスが来た時には尻込みし、ここぞという時には実力が発揮できませんでした。どこかに隠したい過去の繊細さんが居て邪魔をするのです。
母が厳しくしつけた事とメンタル面でも強くなるよう教育したため、本来は内向的な性質だったのですが、成長するにつれ外交的な面が発達したようです。一方母のしつけは非常に厳しかったために、自分は何もできないダメな人間だと無意識の信条を持つことになりました。
HSPの中でも外交的な人たちがいますが、外交的な面は繊細さをカバーしないでしょう。何かにつけ超繊細さが出現します。店員さんが不機嫌な顔をしているときは何もしていなくても、何か気に障ることをしたのだろうかと自分がとった言動を振り返っていました。挨拶をして返されなかったら何が悪かったのかとあれやこれや考えて夜も寝られない時もありました。人と会うと重いものがついたようになることもあり、怒りの強い人に会うと、わけもなく機嫌が悪くなる時もあります。しかし、人の持つエネルギーに影響されやすいことを知っておくと、今起きている体や心の変化があなたのものなのか、他人のものなのか疑うことが出来ます。すると、他人のものかもしれないと知るとリリースすることが可能になるので心も体もずっと楽になっていきます。 

インナーチャイルドの幸せなイメージ画

セラピーでHSPやエンパスがどのように変化するのか?

今でも相変わらずHSPなので、大音量が苦手なYayoiはスポーツクラブで唯一耳栓をしてスタジオレッスンを受けています。10年前なら耳栓などしたら人がどう思うか、イントラが嫌な気分にならないか気にして居心地が悪く心ここにあらずの状態でレッスンを受けていたことでしょう。今は人に気遣うことなく当然のように耳栓をしてレッスンを楽しんでいます。もちろん最初は勇気がいりましたが。窓からさす日差しがきついなら窓側の人にカーテンを閉めてもいいかと尋ねることが自然と出来るようになりました。以前ならそれを言うために1週間以上頭で考えを繰り返して、断られたらどう言うかまでシュミレーションしていたことでしょう。不機嫌そうな店員さんは事前に察知してなるべく距離を保ち、自分のオーラと接触しないように境界線を強めます。不意なトラブルや出来事、特に人に関わる問題は、一瞬空間ができて、自分がどのような態度をとるか選べることが多くなりました。また、その出来事で追加修正が必要だと感じたらその人に対してよい印象を持っていることを自然に伝える方法を探り、後のカルマに繋がらないようにするときもあります。逆にエネルギーを吸い取られ、コントロールされそうな状況に陥りそうなら誤解されてもそのままにするときもあります。
もちろん、いつもすべてが上手くいくわけではないですが、HSPやエンパスを直観とつなげることで危険を察知することや、難を逃れることにとても役立っているのです。

HSPやエンパスさんのセラピー

HSPやエンパスさんに最も必要なのは境界線の認識とグラウンディング。そして、一歩外に踏み出す勇気も必要です。
ヒーラー養成講座はグラウンディングを強めてエネルギーを学ぶことで、HSPやエンパスさんの能力を高め、対人関係で起こるエネルギーの相互関係を理解することに役立ちます。
また、ヒーリングを学ばなくても、本格的に改善したい方には、人のエネルギーを取り込んだものを取り除いたり、HSPの感受性にバランスをもたらすHSP改善セラピーコースもあります。
それほど問題になっていない場合は、まずはエネルギーヒーリングをお勧めします。 エネルギーヒーリングはオーラを浄化して境界線を強めます。エネルギーヒーリングでオーラがきれいになり、十分エネルギーで満たされるようになったら、是非カウンセリングも受けてみて下さい。カウンセリングはあなた自身と育った家庭の習慣化された考え方の癖を発見してあなたが楽になるように今の現状にアップデートします。カウンセリングは自分を知るパワフルなツールです。
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ayoiのように無意識で人の問題や不調を受け取っている場合にはその原因を知って解除する手助けになりますので、これからの人生に本当に役立つことでしょう。
人や仕事で疲れすぎる、人に影響を受けすぎて困っている方はどうぞご相談ください。

#傷ついた心を癒す #セラピー