絶望

私には言えないことがある。
恥が私をそうさせる
絶望が私をそうさせる
その言葉は私を打ちのめしがんじがらめにするけれど
内側にいる魂は外へと解放を要求する

私を小さな鳥かごに閉じ込めた痛みは
ありとあらゆる場面で私を鳥かごへとつなぎ留め
窓が開いたままの鳥かごに自ら舞い戻らせる

私に勇気がないわけではない
クラゲに飲み込まれたように、
ただ出口が見えない
窓が開いているのに、
窓がはるか遠い風景画のよう

ある日一筋の光が差し込んだ
あなたは神と見える世界のどちらを選ぶのか?
見える世界を選ぶなら見える世界のルールの鳥かごが。
神を選ぶなら神聖な学びの愛に気付くだろう。

鳥かごは光と共に溶け去って私と一つになっていく
見える世界にどっぶり浸かると
私はまた鳥かごに舞い戻ってしまうけど
その時は神の愛を思い出す時。

 

Copy right/ みか月と三ツ星 Yayoi

 2019年8月6日

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