感情を押さえられないことで損していませんか?アンガーマネジメントを受けても1週間も続かないし相変わらずストレスいっぱいの毎日。感情のコントロールが出来ないのは意志が弱いせいだと自分を責めてしまうかもしれませんが原因は他にあります。残念なことにアンガーマネジメントが出来ないことや感情のコントロールが苦手な方は非常に大きな犠牲を払っているのです。
目に見えないので気が付いていないかもしれませんが、感情的になると信頼を失ったり関係性が希薄になることなど、今まで頑張って良い関係を保つ努力が一度で壊れることにもなりかねません。あなたの日頃の優しさや寛容さ、ユーモアも、残念ながらその一度の感情的な言動の陰にかくれあなたの印象を変えてしまいます。それほど、感情的になることは表面に現れる以上に対人問題やチャンスを逃すなどマイナスに働きます。しかし、多くの方には強い感情を抑えることは難しく、せっかく受講したアンガーマネジメントのセミナーの効果も感じられない人も少なくありません。感情のコントロールやアンガーマネジメントが出来ない原因は?
感情的になってしまって後悔したことはありませんか?キレるまで我慢し続けることで、感情を爆発させることを正当化することもあるかもしれません。これは殆ど無意識で行われます。
感情的にならないように人と心の距離を置き、人と一緒にいても心を閉ざして心の逃避をしていることもあるでしょう。
パートナーに泣きわめいて相手との関係が徐々に崩れてしまった経験があるのに相手が変わっても同じパターンで接してしまう。
職場で失敗する不安から仕事に時間をかけすぎて出来ない人と思われる。
負けず嫌いで嫉妬心が強く、つい嫌われることを言ってしまう。
子供を怒りすぎてしまうことから、部下に暴言を吐くことまで、怒りの感情は破壊的になりえます。
不安は長期になることも多く、不眠や胃腸や体を弱め、冷静に考えることが出来なくなります。
悲しみは日々の生活の質を落とし人との交流を遮断してしまうかもしれず、疑い・妬みはあなたの美しさや魅力を半減するでしょう。
これらすべてはあなたの感情が強く現れるときの防衛反応です。
本来、感情はあなたがよりよい人生をおくるためのもので、ネガティブだと思われる感情も必ず利点があります。
感情が本来持つ利点
怒りは不安よりも健康的です。なぜなら、怒りは内面の抵抗ですので、生きるために戦っていて生命力があるからです。しかし、それを外側の刺激を受けた相手や状況へと向けて感情的になるとその究極の結果は破壊や破滅です。
疑いは騙されることを未然に防ぐ大切な機能です。が、パートナーから連絡がないことで「自分は飽きられしまった、誰か他の人を好きになったのではないか?」と疑いパートナーと溝を深めるのは残念なことですよね。
嫉妬でさえも、あなたが本当に望んでいるものを教えてくれるコンパスになるかもしれません。例えば、仕事を上手くこなすことや、人間関係の質を高めることなどです。
問題なのは、嫌な気分になるのはAさんのせいだ、と相手に無意識でも意識的でも嫌がらせをすることですね。或いは、自分をダメな人間だと卑下して、嫉妬することに理由付けをしてしまうことで大きなストレスとなってしまいます。
悲しみはあなたの望む理想の状態や愛を思い出させてくれる大切な感情です。
現れている感情は氷山の一角
感情は外からの刺激に対して湧きあがる肉体的な変化を伴う反応です。
怒りは血圧を上げて内側に熱いものを、不安は息が浅くなり体の緊張や鼓動の高まりを感じます。体の反応に加え、今度はその刺激に対してあなたの過去の経験から得た解釈が加わります。その時の真実ではなく、あなたの考えや信念にも関係し感情が増幅されていきます。
現れた怒り・悲しみ・不安は、氷山の一角で、見えない海の底には過去の嫌な思い出から愛された記憶まで多くの経験に繋がっているのです。
例えば、上司が「君にはがっかりした」と言ったとしましょう。言われたあなたは、上司ががっかりした理由を過去の経験から引き出してきます。自分の対応が悪かったのだろうか?いやいや、あの時はそれしかなかった。でもこうしたらよかったかもしれない。もっと売り込むべきだったのか?取引相手はまだ開拓中で無理だったはず。もしかしたら、最近頼まれた仕事を断ったからその話が上司に悪く伝わったのかも・・。
内面で起こっていることは、自分は価値のない人間だと思われたのではないかと言う不安です。そのため、社会から疎外されるのではないかと恐怖を感じているのです。
上司に詳しいことを聞かないのは、「聞いてもちゃんと向き合ってもらえないだろう」と思い込んでいるからかもしれません。もし、子供のころに親に尋ねてもちゃんとした応答をしてもらうことが少なかったなら、権威のある者は謎めいた言葉で自分を圧倒すると捉えた過去の心の痛手が上司に尋ねることを抑制します。では、特に大きな問題が見当たらない時、このように言う上司になにかあるのか?
「できた部下」のイメージの刷り込みがあり、気に入った部下がそのイメージ通りに行動しなかった、ということでしょう。
その人が他人に言う批判や誉め言葉の多くは、自分に対しても批判している内なる言葉であったり、他人に言う誉め言葉は、実は自分自身も自分を認めている部分で否定的な感情があまりないことが多いものです。
感情を癒すと人生が変わる例
セラピーやヒーリングは氷山の一角に繋がる深い過去の心の痛みを癒すことで感情をコントロールできるようにしていく作業です。打ちひしがれて、何も言えず仕事が手につかず、夜になっても原因を探し、或いは上司の嫌なところを思い返して自分を正当化する、その繰り返しで寝付けない。こんなパターンを変えていきます。
上司にきちんと、「何があったか教えていただけますか?これから改善してより会社に貢献していきたいので!」と耳を傾ける姿勢を示すとマイナスがプラスに転じる可能性を広げます。それには、過去から学んだネガティブな思い込みを変える必要があります。
当サロンのカウンセリングやコーチングはありのままの自分を受け入れ失敗も成功も含めてあなたであって、「自分はかけがえのない大切な存在だ」という価値観を育んでいくためのセッションです。
自分の良いところを認識する事や存在価値の肯定感は自分に良いばかりでなく、周りの人たちの良いところも目につきやすくなります。人々の良いところを理解しやすくなると今まで感じていた世界観が変わり生きることが楽になります。そして、心の強さと柔軟性がついてきますので、嫌な問題が起こっても抑圧することなく、引きずらなくなっていきます。
子供に怒りをぶつけてしまう方には
子供に怒りを爆発して落ち込んでしまうお母さまやお父様には、ご両親との関りを振り返りながら癒しと本来のあなたを活かす子育てを実現していきます。
私たちの人生は7才までの経験で左右されると言います。まだ何も記憶されていなかった脳に生まれてからダウンロードされた経験が生涯の言動の土台となるからです。あなたの怒りのパターンはご両親や親せき、身近な人の怒りのパターンに似ていないでしょうか?
その場合は、あなたは子供のころに親に誤解された経験や、親の機嫌で怒られたことが心の傷となり心が痛いと叫んで癒しを求めているというサインです。
エネルギーヒーリングもカウンセリングやコーチングも潜在意識の心の痛みを癒すことで、健康の改善と対人問題の解決や人間関係の質を上げることを目的としています。
トラウマからの不安症
カウンセリングは、話したくない過去のトラウマ体験を話さないといけないから気が重いと感じる方もおられるでしょう。話したくないことをお話していただくことは必要ありません。
体の使い方や呼吸や瞑想で脳の神経系を落ち着かせるセッションもありますので、ご相談ください。
逆に、感情を抑圧して体の不調を招いている方は、心の痛みをお話して頂く事が早期改善に繋がることも多いので、お勧めすることもあります。
エネルギーヒーリングは感情と理性、意志のバランスを整えるので、まだ心の層を一枚一枚取り除く準備が整っていない方には気軽に受けて頂けるメニューとなっています。
人生の質は人間関係の繋がり方やあなた自身が自分を信頼することで高められます。あなたのためにメッセージを送っているあなたの感情を紐解くことで癒しの扉が開きます。扉を開けて光へと歩む道のりをご一緒しませんか?
感情のコントロールで悩んでいる方へ-Yayoiからのメッセージ
各家庭で感情の取り扱い方が違います。怒るのは良くないことだとする家庭もあれば、泣くことは弱さの象徴だと泣かないように諭されて育つ人もいます。このようにその家その家の価値観から教育を受けて育ちます。
あなたが感情をコントロールすることに悩みを抱えているとしたら、ただ今までその感情を上手に処理していて見本になるような人が回りにいなかっただけなのです。そして、コントロールできない感情は存在の深いところで心の痛みがうずいているサインです。怒っているのに、怒る理由よりも怒る事を注意されたら、あなたは間違っていると言われているようなものです。悲しくて泣いているのに、寄り添ってもらえるどころか、自分の欠点のように言われると孤独感と自分の感情を信じられなくなる自己不信も感じられるかもしれません。明らかなトラウマ体験がなくても私たちは多くの傷を抱えて生きているのです。
海外では自分を知ってよりよい人生をおくるためにカウンセリングやセラピーを積極的に受けている方が多いのですが、残念ながらまだ日本では「心の問題」のように取り扱われていることが多いように思います。ですので、気構えることなく人生をよりあなたらしく生きるためにご相談ください。