怒りや引きこもりの原因となる恥を癒して克服する

#恥とは #恥を乗り越える方法
恥を理解すると恥で圧倒されることはなくなります

人といると緊張したり、固まってしまったり、人にばかにされるように感じて怒りが抑えらない方はとても損ですよね。
本当は心優しく繊細なのに誤解されますし、何より人と交合うことが出来なくて外に出ることが恐いかもしれません。
今日も心を楽にするためのヒントにして頂けると嬉しいです!

あなたがよりあなたらしく輝くために気づきをご提供している今回のテーマは恥です。

恥・・ちょっとヘビーなテーマですがヘビーなテーマほど人生が変わりますよ♬♥

恥を知れ!と言いますが、自分の能力を向上したり上がり症を克服するために良い意味で恥を知りましょう、が今回のテーマです。^^♪

一般的に最もよく見られる恥の兆候の一つは、能力が発揮できないこと。
努力が実らないと感じているなら自分を批判的にみる癖がありそこには恥も絡んでいて私たちを身動き出来なくさせる心理が働いています。
また、長くセラピーや変容ワークをしてもまだ怒りやヒステリーでお困りなら原因は恥や羞恥心がトラウマになっているのかもしれません。
恋愛や人間関係で悩んでいるなら恥と羞恥心について知ることはあなた自身と他人を知るパワフルな架け橋になることでしょう。
また、あなた自身が過去の行いや失敗を未だに恥じていてあなたらしく振舞えないことで心を痛めているなら恥を認識することは癒しの一歩になります。

さあ、早速どんな感情とも結びついてあなたの素晴らしい能力を押し込めてしまう「恥」「羞恥心」を探求しながら恥を癒す旅に出発しましょう!

さて、日本は恥の文化と言われるように恥は私たち日本人のDNAに深く根付いています。
日本の美しい文化でもありますが、その反面、周りに合わせなければならないプレッシャーや学生時代に辱められた記憶は非常に苦くあなたの行動を抑制する内なる批判というかたちであなたの足かせになっているはずです。
恥とは何でしょうか?
恥や羞恥心は消滅させ癒すことが出来るのでしょうか?
恥から何を学ぶのでしょうか?

私たちを一見意味があるように見せかけながら我が身を縮こまらせる大きな問題の羞恥心と恥を知って恥とより良い関係が結べるように恥と羞恥心をあなたの味方に変容しましょう。

恥や羞恥心は、何の理由もなく感じることもあれば、悪いことをした後、或いは悪いことをしたと思い込んで感じることがあります。

辞書では、他人と比較し比べて劣っていると感じた時に起こる感情が恥だとしています。
又は、社会のルールや集団の秩序にある作法を守れないことで嘲笑をかい恥ずかしく感じる感情と説明されています。

「恥」は、脅威から身を守るための脳の一部である扁桃体が生存メカニズムとして作り出す不快な感情です。
恥の利点は、協力しあって社会を作り、お互いが安定を保てる良い環境を作る原動力になるのですね。

しかしながら、”恥からは何も学べないし、自分に対する否定的な感情を確認するだけで、その経験によって成長することもない」とも言われています。
その場合は、恥や羞恥心は、自分が本質的に悪い人、間違った人であると感じているのです。

悩む画像

恥の性質 

村八分は、あなたはそこで暮らせますが、地域の皆はあなたがそこにいないかのように装い見せかけます。人間関係を壊す究極の行為です。
羞恥心は社会的な感情で人間のつながりを維持するためのものですが、疎外されることで私たちは恥を感じます。それが「恥」の基本的な性質です。

それは、破壊、追放、疎外である場合もありますが、誤解やコミュニケーションで間違った解釈など、何か小さなことがきっかけで繋がりが壊れてしまうこともあります。
その時、私たちは恥を感じる部分と、自分自身を恥じる部分が分裂してしまいます。

子供の恥

子供の場合は、親や先生を見ているのに、その人が自分と目を合わせようとしない時自分を愛してくれていないと誤解し、自分を愛に値しない存在だとして恥ずかしく思います。
子供同士なら恥をかかされたと思ったら、もう一緒に遊ぼうとしなかったり、いじめたり、突き放したり、目をそらしたりして仲間外れにしたり、無視されます。

対人問題での恥

対人関係での繋がりは、他の人と何らかの心の繋がりがあり、存在を肯定してくれている状態です。相手が不愉快そうに立ち去ったり、無視して立ち去ったりすると、それが意図的であろうとなかろうと、片方または両方が恥の状態に陥ります。
恥が問題になるのは、それで人間関係で人との距離をつくってしまうことです。

恥の原因

親が子供を怒鳴ったり叩いたり、子供が愛や注意を必要としているときに親が注意を払わないことで「恥」「羞恥心」を感じたことも恥の一つの要因です。
自分には欠陥があるから愛や所属する価値がないと信じることで、強烈な痛みを感じた経験が恥じる事に繋がることもあります。

恥の及ぼす影響

羞恥心は、防衛心、攻撃性、自己妄想、引きこもり、無力感など、さまざまな形で現れます。
うつ病や不安神経症など、多くの精神的な問題を引き起こす可能性があります。
深い不安や恐れ、傷、白昼夢、依存症、強迫観念、などの場合もあります。
リストカットや、暴飲暴食、拒食症などの自傷行為を行うことがあります。

通常よく見られるのは、恥の感情を覆い隠そうとしたり、克服しようとしたり、恥が与える不快感にもがくことです。

その他にも下記の問題が起こります。

  • 友人関係や恋愛関係を築けない、または維持できない
  • 対人関係において正直になることが難しい
  • 孤立感や孤独感を感じる
  • 虐待的な行動や虐待的な関係に陥る
    などがあります。

慢性的な恥を感じている人は、自分は愛を受ける価値がないと思っているかもしれません。
また、他の人が「本当の自分」を見て、自分を拒絶するのではないかと思い込み、人とのつながりを恐れる人もいます。

羞恥心は、どのように対人関係の繋がりを壊す原因になるのでしょうか?

ちょっとした行き違いで誤解をしたとします。するとあなたも相手もお互いを理解していなかったと思い込み、どちらかが恥ずかしくなり、離れてしまいます。
恥や羞恥心で支配されてしまうと、私たちの心や体、呼吸が止まり頭の中が真っ白で凍てつく状態になります。
隠れたり、(表面は人と一緒にいても心を隠すこともあります)、固まったり、存在感を消してしまったりです。

あなたが人生で選択することや、決定することは潜在意識で感じている事が土台となっています。

例えば、素敵な人があなたに興味を示しても、恥の意識が強く自分を魅力的だと信じていなかったら、自分をからかっているだけで相手は本気でないのではないか?と疑い、相手を試す言動を繰り返して結局相手の興味を失ってしまうでしょう。

小学生の時に発表して同級生にからかわれ恥ずかしく思った経験があれば、プレゼンテーションする素晴らしいチャンスがあっても、自分はそんな器でないと、恥をかいた記憶が同じ危険を冒す可能性より自己評価を低くする方を無意識で選ぶでしょう。
それがどれほど不満足な人生にしてしまうかに気づくことなく・・ 

ひきこもるイメージ画

羞恥心や恥で思考や体が固まってしまう理由

恥は他の感情と結びつき、感情を低下させます。
トラウマとよく似た感情で、副交感神経を刺激します。
副交感神経が刺激され、体と心がシャットダウンされます。
究極の辱めを受けた時は凍りつく状態や感覚になります。

シャットダウンする良い点は、その時は問題を避けることが出来ることです。

もし私たちが親に怒りをぶつけたら、親は私たちを世話せずに死ぬかもしれない、捨てたりするかもしれないと怖れます。
親がそんなことをしなくても、その可能性があるのは事実です。
子供は本能的に親に怒りを向けてはいけないことを知っています。
親が自分を世話しなかったらそれは親の問題だとはっきりわかっていても、こう考え直します。”いや、私が悪く、問題があるのは私だ “と。

羞恥心は、私たちをコントロールして問題を起こさないようにして私たちを守るためにあるのです。
小さいころに役立ったシステムも今やあなたを苦しめることになっている恥ですが、どうしたら上手く付き合っていけるのでしょうか?

恥を克服する

幼少期に非常に困難な生い立ちを経験し、親との関係がうまくいかなかった場合は、特に克服すべき恥をたくさん抱えています。
恥のメカニズムは社会に所属して生き残ることができるためにありましたね。
ですので、恥はなくなることはありませんが、恥や羞恥心と良い関係を保ち恥に圧倒されてしまったり恥にコントロールされてしまうことは避けられます。

4つの恥のセルフワーク 

1. 恥の感覚を認識する
あなたが恥を感じていることが理解できたなら、その恥はあなたをより強くしているのか、あなたをかごの中に閉じ込めている足かせなのかを確認します。
自分は能力がなく、劣っている価値のない存在だと思う領域は多かれ少なかれ殆どの人にあります。
無価値観に圧倒されているのなら、あなたはその考えを非常に長く持ち続けた結果今に至っているのです。恥の感覚を認識する事がまず第一歩です。
恥は社会のルールを気持ちよく守るためのもので、自分を辱める必要はないことを自覚しましょう。
*脳の使い方のブログもご参照下さい

2. 打ち明ける
恥ずかしい記憶を誰か信頼のおける人に話してみます。
ただし、その話を聞いた相手の反応が好意的でない場合はさらに悪化する可能性が高いため、人を選んで話しましょう!

3. 自己愛を育む
罪悪感や恥ずかしさを感じたら自分を慰めて、自己愛を育みます。
それは、罪悪感や恥の解毒剤となります。

4. 感情のラベル付け
扁桃体が私たちの行動力となっている他の感情や思考を覆い隠してしまうことで、恥が誇張されてしまうこともあります。
自分の誠実さを他人の評価や攻撃から守ろうとする羞恥心が強いと、それを羞恥心として認識できないことがあります。
感情を正確にラベル付けすることで感情の自己調整が行われます。
感情に名前をつけることで、大脳辺縁系の部分と前頭前野の部分がつながり、扁桃体の反応的な生存メカニズムに優先して作用します。
理性が感情につながり、扁桃体の自動的な脅威反応を解除します。

本当に癒したいなら-Yayoiからのメッセージ

私たちはどこか自分が間違っていて周囲に認められたいと言う思いがあります。それは恥と深い関係がありそして、自己価値とも結びついています。
だれもがかけがえのない存在で、自分をそのように価値があり、大切にされる存在だと心から感じて自分を信じたいのです。
生き延びるためには周りの期待に応えなければならないと感じ、それができないあなた自身に恥を感じたこともあるでしょう。

恥を乗り越えるとあなたのハートとの関係が変わります。
人といても心を開いていいと自分に許可を与える余裕が生れます。
弾力のある心地よい境界線や自分自身とのより良いつながり、創造性を発揮することや、強い生命力を感じ、好きなことにエネルギーを使えるようになります。

セラピーと言うと話したくない出来事を話さなければならないように感じますが、そんなことはありません。
マイペースで無理をせずセッションを受けていただけますのでどうぞご安心ください。

恥を癒すたびごとに自己理解と自己容認を深められます。
ご一緒に悩みを乗り越えて、自信を持って人と関わり、あなたを理解してもらえるような温かい人間関係を人生に築いていきましょう!

良好な対人関係

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