親から子供へと受け継がれるトラウマ トラウマの原因とは?母親のトラウマが子供に影響を及ぼすことについて 2021.03.292022.02.20 人間関係の悩み、経済問題や恋愛・夫婦のすれ違い・・生きていると悩みは尽きないもです。でも・・あなたが悩んでいる本当の原因は全く違うところから来ているのだったら?原因が取り除けないから悩みが終結しないとしたら??特にご家族の問題で悩んでいる方必見の先祖代々受け継がれる「心理的トラウマ」のメカニズムについてです。 目次 不安感や自己価値が持てないルーツ親のトラウマが子供に与える影響親が自分自身のトラウマを解消しなかった場合の子供の将来スピリチュアルな視点で-Yayoiからのメッセージ本格的に癒したい方は 不安感や自己価値が持てないルーツ 家族の誰か、或いは子供の養育者がトラウマを経験していたら、その身体的・精神的影響が子供にも及ぶことがあり、その経緯をお伝えします。影響は大変早い時期に起こり胎児の頃から受け始めます。ストレスがかかると、身体はコルチゾールを分泌しますが、コルチゾールは、身を守るためのもので、体や感情的に困難な状況に対処するために発せられるものです。しかし、コルチゾールが不健康なレベルにまで上昇すると、当の本人だけでなく、その子供がエピジェネティックな影響(DNA 塩基配列 の変化を伴わない 細胞分裂後も継承される 遺伝子発現 あるいは 細胞 表現型 の変化)を受ける可能性があるのです。エピ?エッピジェ・・??ん~ちょっと医学的すぎて難しいですよね(;^_^Aもう少し簡単に言うと、*遺伝子DNAに出生後も後天的に変化が加えられて、精神疾患などの影響や 不安や恐怖の記憶などの症状に関係する可能性があることですでは、英語表記ですが、トラウマがどのように両親や保護者から受け継がれていくのかの画像をご覧ください。(あとに日本解説しています)画像提供元:https://www.nicabm.com/ベッセル・ヴァン・デア・コーク医学博士、ダン・シーゲル医学博士、パット・オグデン博士、アラン・ショアー博士、ルース・ラニウス医学博士の洞察が得られます。 親のトラウマが子供に与える影響 早い段階からトラウマが作られる経緯について母体が胎児に及ぼす影響母親が コルチゾールを放ちます。すると、赤ちゃんは胎盤を通してコルチゾールを吸収します。その結果、赤ちゃんのHPA axis(視床下部)、中枢神経系、辺縁系、自律神経系の組織に影響を与えます。養育者が子供に与える影響養育者が自分自身を統制し制御することが難しいと、子供との間で愛着関係が緊張する可能性があり、子供の成長に影響を及ぼします。その影響は、自己とは、などの自分自身のコアにかかわる感覚の未発達、経験したことを統合する能力に欠ける、エピジェネティックの出現などです。 親が自分自身のトラウマを解消しなかった場合の子供の将来 その子が大人になった時に現れる症状の可能性外傷後にPTSDになりやすい対立が起こった時には修復することが困難でもがき苦しむ人間関係での苦悩意図せずに他人の否定的な行動を引き出す自分の感情と切り離される分離や関係性を断つ傾向これらは次世代へと受け継がれるサイクルになり、将来の世代に影響を与 える可能性があります。良いニュースは、自分を癒すことでトラウマのループを壊すことができるということです。子供が成長した後でもご自身が癒されるとご家族に癒しのエネルギーが及びます。是非この機会にご自身を癒してご家族皆様に心の安らぎをもたらしませんか。 お問い合わせ スピリチュアルな視点で-Yayoiからのメッセージ バーバラ・ブレナン氏は私たちは地球に生まれる前に1つか2つ、多くても3つの越えなければならない壁をたずさえて生まれてくると言います。それは、今世で乗り越えて魂を成長させるためのものです。 私たちが生れた環境や両親すべてがその目標を達成しやすいように自らの魂が設定したものだとしています。私たちは内側に自分が見たくないもの、自分と切り離したい感情があります。恥の感覚や妬み、弱さや孤独、ひそかに誰かに面倒を見てもらおうとする隠された気持ちです。そのような見たくないものも、もしかしたら両親、またその前の世代から受け継がれた家族のトラウマかもしれないのです。あなたが気づいていない葛藤やトラウマは感情面や人間関係、夫婦問題、経済的なものまで及びます。まず私たちが出来ることは、自分を責めないこと。そして、見たくない自分をほんの少し受け入れありのままの自分でいいよ、とあなた自身を安心させてあげることです。 本格的に癒したい方は 私たちの感情や心は自分がどうにでも出来ると信じ込んでいる方が多いのですが、現実はそのようにならないためにフラストレーションや混乱が生じます。そして、自分がもっと強くなれば、意志があれば、努力すれば、感情や心を思い通りにできると勘違いしがちです。今回トラウマについて学んだことで、あなたの不安や自己否定がずっと早い段階でおきていたかもしれないことが分かりました。知識は役に立ちます。しかしながら、知識で癒しは起こりません。心と体を癒してネガティブなサイクルを止めたい方はぜひご相談ください。 各種セッションメニュー お問い合わせ
コメント