今日は悟りの境地を偶然体験した目からうろこのお話をご紹介します。
Martin博士がPersistent Non-Symbolic Experiences(1年以上一定の悟り状態にある人)を研究しました。
ネガティブな感情の減少と記憶障害になったのではないかと思うほどの過去の記憶の減少があるといいます。
日本では、スピリチュアルな究極の体験として紹介されているワンネスがあります。
ワンネスとは無条件の愛と宇宙と一つである感覚、平和、悟り、至福を体験することです。
その逆が分離です。
ワンネスを体験しようとして瞑想や呼吸法を訓練している方も多いのではないでしょうか。
悟り、ワンネスに一石を投じる動画をご紹介します。悟り体験がどのようにして起こったかと私たちが過去に縛られる理由も動画で分かります。
悟りに興味がない方も右脳と左脳の働きの違いを知ることでストレスがどのように起こるか根本的な解決に取り組むことが出来るかもしれません。
最近ではスピリチュアルバイパスと呼ばれる言葉もよく見られるようになりました。スピリチュアルなことをして問題がないように振舞うことです。
スピリチュアルバイパス 【ウィキペディより引用】
スピリチュアルバイパスは「 スピリチュアルのアイデアと実践を使用して、未解決の感情的な問題、心理的な傷、および未完成の発達上の課題に直面することを回避または回避します。この用語は、1980年代初頭に、仏教の教師であり心理療法士であるジョンウェルウッドによって導入されました。牧歌的な心理学の臨床医は、精神的なバイパスとして説明できる行動の有益な症状と有害な症状の両方を特定しました
私もスピリチュアルなことを熱心に学べが悟りが起こり、良いことが引き寄せられ問題がなくなるのだと信じていましたので特に驚きはしませんが。苦笑
非常に高い波動のチャネリングをする人なのに、ヒステリー気味であったり、普段の人格とのギャップが激しい人も多いと聞いたこともあります。
右脳と左脳の働きが違うことでこのようなことが起こるのではないでしょうか。また、ワンネスの状態はすべての人の内にあり、条件がそろえば体験できることがこの動画で分かります。そして、なぜワンネスが長く続かないのかも。
結論から言うと、ワンネスの経験は視野と世界観を変えます。しかし、人間として生きるためにはバランスが大切で、コツコツと問題に対処する姿勢こそがワンネスと分離を一つにする人間しかできない素晴らしいギフトだと考えさせられた動画です。
悟りのお味は美味だけど・・
ここでヒーラーのYayoiの悟り事情をこっそりお教えしましょう。
バーバラブレナンヒーリング大学在学中のお話です。実はYayoiには野望がありひそかに悟りを追い求めていました。それは、Oshoことバグワン・シュリ・ラジニーシの著書:「存在の歌」をたまたま古本市で見つけたことが発端です。とても美しく華麗に悟りについて語ったこの本は悟りへの探求と情熱を掻き立てました。この本のおかげでバーバラブレナンヒーリング大学の4年間熱心に学ぶことが出来ました。熱心に学んだことで入学前と卒業後では、人生に対する姿勢が変わりはるかに軽やかで充実しています。感情の弾力性がつき、肉体はとても強く健康になりました。が、・・・4年間を終え卒業時には到達していたであろう悟りはどこへやら??あんなに頑張ったのにどうして?
ラジニーシ氏のいう優雅で唯一無二の存在感のある悟りではなく、時折理由なく平和と満たされた心がおこるものの本に書かれたエゴがなくなるようなものとしてではありませんでした。
バーバラブレナンヒーリング大学の先生も言ってましたが、ヒーリングやスピリチュアルなワークをどんなにやっても問題やトラブルが起こります。当時聞いた時にはがっかりして、いやいや、きっと悟りが起きれば違う世界が現れる!とどこかで思っていたのです。卒業から随分たち、世界で活躍しているスピリチュアルリーダーたちの話を聞くにつれ、悟りよりも大切なことは自分を愛することだと思うようになりました。そして、バーバラブレナンヒーリング大学の先生たちが言っていること・・
人生に問題がなくなるわけではない。自分の取り方と反応が変わるのだ、という意味。悟りは人生で問題がなくなってほしいという気持ちの表れと、奇跡を体験したい気持ち、究極に能力発揮できたらどんなに素晴らしいのだろうと夢を持っていたからです。でも、一つ一つ癒していくと、本当に大事なものが見えてくるように感じます。言葉では伝えられない魂と自我とのラブコールのような感じでしょうか。同時に、立ち向かう壁は、外ではなく自分の中にあることも分かるようになります。解決するのではなく、自分を愛するためのもの。成長と言うのか、本来の自分らしいところと言うのか、嫌なことがあっても前のようではなく、愛が足りないところを教えてもらっている感覚です。受け止め方が以前とは違うので外の反応もかつてと違う・・
問題を通して心の傷が塗り替えられているく-新しい経験として人生に現れてくる喜びが伴います。
ヒーリングやスピリチュアルで十年以上、20年以上セミナーを受けたりセラピーを受けても癒されない方が時折セッションを受けてくださいます。
体のダルさや体調不良はエネルギーヒーリングでかなり改善しますが、10年以上スピリチュアルなワークをしても改善しない方の特効薬は内省でした。しかし、10年以上ワークされている方が癒されない理由の一つは心の傷が深いことです。そのため、自分に対するネガティブな感情が強く、インナーワークをするとネガティブな感情が浮上するため内省までの道のりが遠いこと。またYayoi自身もスピリチュアルなワークに何か欠けているように感じていたので、もっと楽にできる癒しのインナーワークの方法をもとめていました。
その答えの一つが脳の機能を理解してワークに繋げることでした。
右脳はユートピア。左脳はトラウマ体験
脳神経学者で脳卒中が左脳に起きた人の動画から分かるのは、左脳がマヒした状態では、今この瞬間しかないことです。マインドフルネスで目指すこと究極の状態です。世界はエネルギーで出来ていて境界線がなく平和とこの上ない幸せを感じるユートピアの心境になります。上から自分の動きを眺めているような感覚で、エネルギー体が大きく拡張します。
左脳が戻ってきたときにやっと自分が脳卒中だと理解して危険なことを察知して行動をおこそうとします。
右脳は悟り体験。左脳は日常を個人として過ごすために必須の機能だったのです。スピリチュアルなワークで、今に居ようとしても上手くいかない経験があるのはこの左脳がきちんと働いていることで、むしろ自然なのですね。
左脳が問題なのは、過去からしか未来を考えられないからです。
不安やネガティブは左脳から
右脳と左脳にもそれぞれに思考と感情を担っている部位があります。左脳の感情の部位は過去の記憶と痛みがあり、この部分は決して成長しません。大人になってもまだ2歳児の子供の意識があるのはこのためです。また左脳のこの部分は新しいことは危険だとみなします。ですので、心身が疲れ切って今のままではいけないと知りながら行動に移せないのはこのためです。何か今までにはないことをしようとしても拒否反応がおきます。いやいや、もうちょっと様子を見よう。そのうち環境が変わるかもしれないから、と理由を付けて抵抗します。新しいことをしようとしても、何かよくないことが起きそうな予感がするなど直観が教えてくれる危険信号と勘違いしてもおかしくありません。
日頃から不安や怖れを感じやすい方は左脳が過活発になっていますので、脳の働きを知らないと体や心のメッセージを見逃してしまうでしょう。
左脳は傷つきやすく壊れやすい自分がいるところです。感情のなかでも深い、罪悪感や恥などの感情が残っている場所で、過去の感情が未来の感情に結びついてネガティブサイクルを繰り返します。しかし、これらの機能は本来は過去の経験と比較して危険を察知し自分を守るためにあるのです。依存症などもこの部位に関係しています。
宇宙意識の右脳
自分が経験したことのないことにはNOと左脳が言うのです。しかし、右脳は違います。右脳は冒険やチャレンジが大好きです。こちらは直観と繋がり、自分を喜ばせる、人生を冒険としてとらえて新しい環境に身を置く事にワクワクします。アドレナリンが出て興奮状態。なんでも経験したいところです。批判も良し悪しもありません。まるでスピリチュアルマスターが参加者のモチベーションを上げるようなところですね。
右脳の思考を担当する部位は愛と自由、宇宙意識と繋がっています。しかし、この右脳だけなら、どうなるでしょう?
高い山から見下ろす雲が美しいからと飛び降りてしまうかもしれません。海外の危険区域でも月がきれいだとふらふら夜に独り歩きしてしまうこともへっちゃらです。
心の痛みやストレス、トラウマと深く関わる左脳は地球で生き残るためには必要なのです。
ヒーラーYayoiからのメッセージ
悟りを求める人だけでなく、エネルギーヒーリングも瞑想や呼吸法も心の平安とストレスマネージメントにとても役に立ち人生を楽にしていきます。これらのワーク-日常を離れて自分と繋がる時間は一歩一歩ワンネスや悟りに近づいていくことでしょう。
ワンネス体験を求めてかえってストレスになっている方も一度小休止して、自分の人生をどれだけ楽しめるか、生ある命をどのように愛おしむことが出来るのか?そんな答えをまず見出してみると、あなたの悟りもそこにあるのかもしれません。
私たちは自分ではそれと気づいてない小さないくつもの悟り体験をしています。愛する人を見る自分の目。好きなことに没頭している時間。空が言いようもないほど青く感じる日。風が魂をも撫でる感覚。
あまりにも当たり前すぎて悟りだと理解していない瞬間瞬間です。
人生を彩るそれらをもっと受け入れるほどにはるか遠くだと思っている悟りはすぐそこあなたの鼻先にあるよ、と天使のささやきが聞こえるかもしれませんよ。
おススメ動画
最後に、仕事のストレスを減らすには
この時期は移動や入社、その上コロナ禍でストレスも耐え切れなくなっている人も多いのではないでしょうか。新しい環境を脳は嫌います。するとストレスホルモンを放出して体にストレスがかかります。体からも脳にストレスがかかっているよってサインを出し、今度は脳がアラーム警報を出してストレスが加速します。
ストレスは職場の人間関係や仕事が上手くいかないことなど外の環境のように感じますが、受け取り方を変えるとずいぶん楽になります。居心地の悪い椅子を使わないといけないなら、クッションなどで使い心地をよくしますね。セラピーやヒーリングはまさに心のクッションをつくっていき心を楽にしていくものです。
ストレスマネジメントは一生使える技能でいろんな領域に応用可能です。今の環境を耐え忍ぶのではなく、脳や深層心理を扱う技術を学んで本来のあなたらしさを発揮しませんか。
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