私たちの行動や決断の原動力は幸せを求めているからですね。しかしながら、自分のことはさておき、他の人を見ると幸せを遠ざける言動をよく見かけることと思います。他の人から見ると、私たちの一部や特定の行動や言い分もそのように映っていることでしょう。
ストレスで感情の起伏が最高点に達したクライアント様にエネルギーヒーリングをした時のことです。その日のヒーリングは素晴らしいものでしたし、施術後クライアント様も深いリラックスと今置かれているストレスな状況をも静かに受け入れることができたのでした。が・・
その日の夜にはまた感情の起伏でいつものネガティブなパターンが戻ってきたようです。
なぜこのようなことが起きるのか？エネルギーヒーリングはストレスにどのように効果があるのか、無いのか？
幸せをどのように現実にするかについて探求していきましょう！
自分が話している会話の録音を聞いてショックを受けたことはありませんか？
話し方の癖や声、スピード感など自分が感じているものとはるかに違っている感じがしませんでしたか？
このように私たちは自分で全く気が付いていない独自の癖があります。
考え方も同じです。 声や体の癖ほど明らかに感じられないかもしれませんが、強い癖があるのです。
考え方の癖の多くは、育った環境や両親の信条、経験した印象的な体験などで作られます。
どうせなら、ネガティブな心の癖やパターンを変えて幸福感を高める癖を持つことで、人生をより生きやすく充実したものにするのは如何でしょう。
役立つ一つはホルモンなど神経伝達物質を意識的訓練したり活用することです。
あなたの感情と脳の関係
嬉しいことが起きた時の喜び、日々のちょっとしたがっかり感や悲しみ、不当だと感じた怒りや将来に対する不安など、あなたが人生で経験することは、脳の中で放出される化学物質に関係します。
脳では、あなたの行動を左右するホルモンなど神経伝達物質、脳内に化学物質がつくられます。
それは、常に生き延びるために喜びを求め、痛みを避けるように本能的に促します。
うまくいけば、その瞬間は「幸せ」という報酬を得ることができます。しかし、一瞬の喜びは後の不都合を生む場合もあります。
分かりやすい例はやめたいと思いながら我慢できない中毒症やゲーム依存などです。
またその逆で、成功体験として経験されモチベーションがさらにアップすることもあります。
脳のこのような自動的な作用を利用して、ネガティブに働く心の癖やパターンを減らし、より満足する人生に変えていくために、自分でコントロールする方法はないのでしょうか？
嬉しいことに、脳内のバランスを健康的に保ち、幸せの神経化学物質をつくられることが科学的に証明されています。
これらの化学物質がどのように生まれ、どのように機能するのかを理解して、日常生活に活かす方法をお伝えします。
また、後半では幸せになるための人体エネルギー＝オーラについてもお伝えします。
あなたの人生がますます幸せになっていくヒントになれば幸いです。
幸福を高める4つの神経伝達物質
脳の特定の化学物質を増やすと、幸福感や生産性を向上させます。そして、心の平穏をも高めることができるのです。
それでは、あなたの脳が幸せ脳になる4つの神経伝達物質とは何でしょう？
オキシトシン
オキシトシンは、”幸せホルモン”とも呼ばれています。
オキシトシンは、他人と親密になると分泌され、ますます親密さや信頼感をつくり健全な人間関係を築くのに役立つものです。
オキシトシンは、忠実さを増し、強い絆を作り維持し、社会的交流を向上させるために不可欠です。
オキシトシンを促進させる方
人はオーガズムに達するとオキシトシンが分泌されますし、出産時や授乳時にもオキシトシンが分泌されます。
アイコンタクトや気配りなど、社会的な結びつきによっても高めることができます。
抱擁することで出るのでオキシトシンを分泌させる簡単な方法は、誰かをハグすることです。
その他、プレゼントをもらったり、ペットと遊んだり抱っこするだけで、オキシトシン濃度が上昇するという研究結果もあります。
コロナ禍で顔を見て話すのが難しい今、人とどうやってつながりを持つかがこれまで以上に重要になっています。
オキシトシンを分泌するためには、人間の絆を感じられる自分なりの方法を見つけてみましょう。
不幸な神経伝達物質
興味深いのは、誰かに信頼を裏切られると、脳内で不幸な化学物質が分泌されることです。
その後、信頼やオキシトシンの分泌を控えるように神経回路が形成されます。
ネガティブなサイクルが作られる要因はこんなところにもあるようですね。
幸せホルモンのオキシトシンを分泌させるためには、意識的に相手との信頼関係を再構築したり、許しのワークをすることが効果的かもしれません。
期待が満たされるたびに、脳はオキシトシンを分泌し、オキシトシンの回路を再構築します。
オキシトシンを促進するあなたにとって最も簡単な方法は何でしょうか？
期待を満たすためにあなたが出来ることは？
幸せ脳を作るあなたなりのやり方を探してみて下さい。
ドーパミン
ドーパミンは、行動を起こすように誘導するホルモンです。
ニーズを満たしたり、報酬を求めたり、目標に近づくために必要な粘り強さを促します。
それが昇進や成功、受験、チョコレートなどのスイーツかもしれませんし、ビデオゲームをクリアーすることかもしれません。
ご褒美を期待することで、脳内にドーパミンの快感が生まれ、報酬に向かうために必要なエネルギーが放出されます。
そして、その欲求を満たすことができたとき、また新たな快感を得ることができます。
ドーパミンを効率よく刺激する方法
ドーパミンの快感を刺激するには、小さな成功体験を積み重ねることが肝心です。
ゴールしたときだけ脳が喜ぶようなら大きな目標を達成するには時間がかかりすぎるて到達するまで待つならドーパミンを使いこなすことは出来ません。
新しい目標を抱き、達成可能なステップに分けて考えるとよいでしょう。
小さな成功体験を味わうことで、脳内にドーパミンを分泌させることができるのです。
目標可能な目標をその都度設けてそれを達成したら、お祝いしましょう。
欲しかった物を買ったり、お気に入りのレストランに行ったりして、達成感を味わうことが大切です。
この時将来困ったことになるような中毒症が強まる報酬は避けた方が良いですね。
例えばアルコールややめられなくなると知っているゲームなどは習慣化すると後が大変かもしれません。
ドーパミンの分泌が滞らないようにするための工夫もしましょう。
現在の目標を達成する前に新しい目標を設定することなどです。
あなたにとって嬉しいご褒美になる報酬を追求することを繰り返すことで、脳内に新しいドーパミン経路が構築されより強くなっていきます。
セロトニン
セロトニンはさまざまな役割を果たしていて、その一つは、自信と関係しています。
重要なことや大切なことを感じたときに分泌され、全体的な気分をコントロールします。
機嫌が良いのは、セロトニンのおかげで、不機嫌な時にもまたセロトニンのせいなのです。
人から尊敬されているとセロトニンが分泌され、脳はその気持ち良さを求めます。
それで、過去にセロトニンを分泌させた行動を繰り返すのです。
幼いころや若い頃に大事にされた経験や尊重されたり尊敬されたことが、今もどうすれば尊敬されるか過去の経験から得たことを繰り返す神経経路が作られたのです。
その結果、人はあまり健康的ではない方法で注目を集めようとします。
長い目で見れば自分の信頼や将来、幸せを損なうことになります。
対策としては、自分の価値を信じる心を育て、その場しのぎの快感を得ることよりも自分がなりたい人物像や本当に実現したい成功に集中することで、セロトニンを促します。
セロトニン濃度が低くなると、孤独感やうつ状態になることがありますが、その関連性は完全には解明されていません。
セロトニンを分泌する方法
脳内では、現実と想像の間に大きな違いはないので、過去の大きな成果を思い返すと、脳はその経験を再現します。
ですので、成功を思い出すだけでセロトニンが分泌されるのです。
スピリチュアルでよく言われること、感謝の気持ちを持つことや好ましい状況を視覚化することは、実際に脳を良い方向に変化させる働きがあります。
ストレスを感じた時にセロトニンを分泌させるために、過去に達成したことや勝利したことを振り返る時間を持ちましょう。
視覚化が苦手な方は、最も簡単な方法、20分ほど太陽の光を浴びることです。
肌が紫外線を吸収し、ビタミンDとセロトニンの生成が促進されます。
セロトニンの80％は腸内に存在しており、気分や精神疾患、病気に関与していると考えられています。
腸は第二の脳とはよく言ったものですね。
エンドルフィン
エンドルフィンは、アヘン剤に似た化学構造を持ち、痛みや不快感を覆い隠し、闘争・逃走反応と関連しています。
エンドルフィンは、どんな状況でも力を発揮できるような力を与えてくれます。
エンドルフィンとは、「自分で作り出すモルヒネ」という意味で痛みがあるとエンドルフィンが分泌されます。
エンドルフィンはモルヒネと同様、鎮痛・鎮静作用があり、痛みを感じにくくします。
エンドルフィンは、私たちの祖先が緊急時に生き延びるために役立った神経伝達物質です。
怪我をしても逃げることなどです。
しかし、エンドルフィンの分泌が高い状態がずっと続くと、危険なことがあります。
痛みを感じにくくするものなので熱いストーブに触れたり、折れた足で歩いたりしてしまう怖いことも起きてしまいます。
エンドルフィンの分泌を促す方法
エンドルフィンは、激しい運動、性交、オーガズムの際に分泌されます。
笑ったりストレッチをしたりすることでもエンドルフィンが分泌されます。
体を刺激すると、エンドルフィンが適度に分泌されるからです。
研究によると、笑いへ期待感だけでも、エンドルフィンのレベルが上がるそうです。
その他にはバニラやラベンダーの香りを嗅いだり、チョコレートやスパイシーな食べ物を食べると、エンドルフィンの分泌量が増えます。
どうりでチョコレートを食べると幸せ感がアップするわけですね。
幸せ脳のまとめ
人体を知れば、或いは、脳内で何が起こっているかを理解すれば、自分のために役立てられるようになります。
脳のしくみがわかれば、環境を変えることよりも手っ取り早く自分を幸せにする方法、幸せを感じる神経伝達物質を刺激して脳に影響を与えることができます。
あなたの脳は、過去の経験に基づいて同じ反応をするパターン化した回路が作られています。
それはあなた独特の思考や考え方の癖に繋がります。
神経伝達物質のパターンは人によって異なります。
あなたがいつもと同じ神経化学物質をつくって強化するたびに、あなたの脳の中で同じ接続回路を活性化します。
過去に構築されたのと同じ方法であなたの脳の化学物質にスイッチがはいるようになっているのです。
若いうちは、脳はとても変化しやすく、神経可塑性（活動や心的経験に応じて、脳が自らの構造や機能を変える性質のこと）があり、ニューロンは簡単に新しい結合を作ります。
大人になると、新しい回路を作って新しい方法でスイッチを入れるのはそれほど簡単ではありません。
ネガティブな心の癖やパターンを変えるには多くの反復訓練と集中が必要です。しかし、変えることは可能です。
あなたの脳は、死ぬまで変化することが出来るのです。
新しい幸せな習慣を選び、それを繰り返し、実行することで、脳内の神経化学物質のバランスが変化し始めます。
その努力はやがて実を結び、新しい幸せな習慣があなたのものとなることでしょう。
エネルギーヒーリングで幸せ作り
思考も肉体もすべてエネルギーです。思考は見えませんが、思考のエネルギーは非常に強く作用します。
バーバラ・ブレナンヒーリングの認定ヒーラーは4年間のトレーニングを積んでいますので、ご提供しているどのタイプのヒーリングを受けても理性と感情、意志のバランスをもたらすことが可能です。
また、ヒーリングで改善する一つにチャクラの修繕があります。
チャクラとは人体のエネルギーセンターです。
チャクラはそれぞれの肉体の器官と関連しているほか無意識に働いている信条にも深く関係しています。
例えば、みぞおちのチャクラが機能不全なら自己破壊の傾向が見られます。
チャクラの一部が壊れていたら理性では理解しても、自己破壊を改善することが難しくなります。
もし今までどんなセラピーを受けても効果を感じられなかった方はチャクラを整えてエネルギーを健康的に取り込めるようにすることは大いに役立つ可能性が高いと思われます。
しかし、素晴らしいエネルギーヒーリングであっても、セッションが終わったあとでいつもの思考にどっぷりつかると・・。
せっかく修正したエネルギーのバランスを崩し、またチャクラを傷つけてしまいます。
骨折した骨を手術でつないでも、手術後に重い荷物を持てばつないだ骨はまたバラバラになってしまうでしょう。
エネルギーヒーリングにも同様なことが起こります。
おそらく、バランスのとれた状態が慣れていないので心地が悪いのかもしれません。
歯医者で歯石を取った経験がありますか？
口腔内は健康的な状態に戻ったにもかかわらず、しばらく気持ちが悪いですよね。
エネルギーヒーリングを何度も受けているとエネルギーのバランスを自動的に戻すことができるようになりますが、人生で越えなければならない壁は、あなた自身で乗り越えていかなければなりません。
乗り越える手助けをするのがヒーリングです。
物事をネガティブに考える癖は誰にでもあります。
むしろその方が人間にとって自然なのです。
しかし、ストレスが多い現代は過去とは違う方法でストレスを解消する必要があります。
また、心と体の健康はストレスと深く関わっています。
エネルギーヒーリングと共にカウセリングやコーチングでネガティブに向かう癖を発見して効果的に変えていくことで幸せ脳へと変えていくことができます。
自分を責める考えや相手を疑う気持ちや将来まだ起きていないことを想像して湧きあがる怒りなどは考え方や心の癖と言えます。
セッションでは脳のネガティブ回路を変えるお手伝いをしています。
自分のネガティブパターンを変えたい方はどうぞご相談ください。
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