このシリーズでは、ママ友付き合いを「断る・断れない」といった表面的なやり取りだけでなく、
その関係性を通して、お子さんのこと、ご自身のこと、そして今の生活環境全体を見据えながら、
今、何が起きているのかを、あなた自身がそっと見つめ直せるような視点をお届けします。
ママ友との付き合い方を、無理に変えなくても大丈夫です。
関係をそのままにしたままでも、
心が少し休まり、ストレスから数歩距離を取れるような視点をお伝えします。
このシリーズ全体の流れや他のテーマは、
「ママ友付き合いで疲れてしまうあなたへ|シリーズ全体まとめ」
という記事でご紹介予定です。公開後に、こちらにもリンクを追加しますね。
「どう対応すればいいか」を考え続けて疲れてしまった方が、
読み進めるうちに少しずつ気持ちが静まり、
今の自分に合った選択を見つけやすくなる内容になっています。
第1回となる今回は、要領のいいママ友からの頼みを断れず、
気づけば「我慢する役」になってしまう場面について扱います。
よくあるママ友関係のシチュエーション
要領のいいママ友から、嫌な仕事や連絡役を頼まれる
行事の連絡、まとめ役、ちょっと面倒な役割。
気づくといつも自分に回ってきている。
「子どものことを考えると、関係を悪くしたくない」
そう思うほど、断る選択が見えにくくなっていきます。
頻繁なランチや集まりに誘われ、愚痴を聞く側になる
人数が多いグループだからこそ、
一人だけ断ると浮いてしまいそうで不安になる。
本当は少し距離を取りたいのに、
空気を壊すのが怖くて、つい合わせてしまう。
相手の子どもが乱暴。でも関係を壊せず言えない
自分の子が小さくなっているように感じる。
それでも、そのママ友にも良いところがあると分かっている。
「私の気にしすぎかもしれない」
そうやって、自分の感覚を後回しにしてしまうこともあります。
あなたは、先を見据えて行動しているだけかもしれません
これらの場面で断れないのは、
意志が弱いからでも、性格の問題でもないかもしれません。
あなたは、断ったあとに起こり得ることを無意識に計算しています。
相手の態度が変わるかもしれない。
空気が悪くなるかもしれない。
子どもに影響が出るかもしれない。
だからこそ、
今はトラブルのリスクを減らす選択をしている。
それは、懸命な判断でもあります。
また、相手の気持ちに敏感な方ほど、相手の感情を自分のことのように受け取ってしまい、境界線が曖昧になることもあります。
ただ、その選択が「本当は望んでいない行動」で続いていくと、
エネルギーや心が少しずつ消耗していきます。
人に気をつかいすぎてしまうあなたのやさしさを失くさないように。
ママ友との関係だけでなく、PTA活動や職場など、「頼まれると断れない」場面が多くなっている方へ。
心を守るためのヒントをやさしくお届けした記事もあります。
もし、何の問題も起きないとしたら
もし仮に、ママ友との縁を切っても、距離を取っても、子どもにも自分にも何の問題も起きないと分かっていたら。
あなたは、その頼みを断ることができるでしょうか。
「それなら断れる」と感じるなら、あなたはすでに、自分と子どもを守る感覚を持っています。
反対に、何の問題も起きないと分かっていても断れないとしたら。
そこには、今のあなたを守ってきた、過去の経験や身についた反応が関係しているのかもしれません。
無理に強くならなくてもいい
世の中には、
相手の反発や防衛反応を引き起こさずに、
自然に断れる人もいます。
その人たちは、強いわけでも冷たいわけでもありません。
自分と相手の境界線を、静かに保つ感覚を知っているだけです。
もしあなたが、
無理に自分を変えるのではなく、
安心できる選択肢を少しずつ増やしたいと感じているなら。
実際のママ友シチュエーションを想定しながら、
「断っても大丈夫だった」という体験を重ねていくサポートもあります。
それは、我慢をやめる練習ではなく、
自分と子どもを守るための選択肢を増やすプロセスです。
自分を後回しにしてしまう背景を知りたい方へ
ママ友関係に限らず、自分を後回しにしてしまう背景については、以下の記事で詳しく解説しています。
自分を責めずに、
境界線を整えていく視点を知りたい方は、
こちらも参考にしてみてください。
心理学でいう「境界線」が、今は少しお休みが必要なサインなのかもしれません。
窓を開け放して風が入りすぎているような状態。
その窓を、心地よい加減で閉める練習をしていきましょう。
心理学では「境界線」と言いますが、ヒーリングの視点で見ると、
それはオーラのような守護の膜が薄くなっている状態とも言えます。
ママ友付き合いで疲れてしまうあなたへ(シリーズ紹介)
ママ友との関係は、近すぎるからこそ悩みやすく、
簡単に距離を取れないものでもあります。
嫌われたくないと思っているわけではないのに、
気づけば無理をしている。
自分だけがうまく付き合えていない気がして、
情けなくなる。
このシリーズでは、
ママ友付き合いをうまくこなす方法や、
上手な断り方を教えることを目的にしていません。
人付き合いの中で、
なぜストレスを感じてしまうのか。
なぜ自分の気持ちよりも、
相手や場の空気を優先してしまうのか。
その背景にある心と体の反応を、
責めることなく見つめながら、
関係の中で消耗しすぎないための視点をお伝えしていきます。
このシリーズを読み終える頃には、
ママ友と会った後のドッと出る疲れが軽くなり、
お子さんと笑顔で夕食を囲める心の余裕が生まれているはずです。
今すぐ何かを変えなくても大丈夫です。
まずは、そういう仕組みがあると知ることが、
心の負担を軽くする第一歩になります。
次回は、多くのママが一番胸を痛める「わが子を守りたいのに言えない苦しさ」について掘り下げます。
このシリーズで扱うテーマ
※以下は今後公開予定の内容です。順次公開していきますので、お楽しみに!
第1回:なぜ私ばかり?ママ友の頼みを断れない悩み
第2回:子どもを守りたいのに、言えない自分を責めてしまうとき
第3回:他のママ友と比べてしまい、付き合いがつらくなる理由
第4回:ママ友との関係を壊さず、ストレスと距離を取るための視点



コメント